書き散らし参る!
≪表紙≫
2人が美少女がグラビアポーズをとってても全体の雰囲気が穏やかなのは塗り方のおかげなのか。
本編を読むと2人の絡みがもっと見たくなるので、それが叶えられた一枚だと思いました。
≪見開き≫
ハニーの胸に気を取られた40%
ルーシーも男の子だね10%
ピンプの手の置き方5%
きゅーのモフモフ感5%
トマト眠そう5%
マリアが薄着すぎて心配30%
大人3人+きゅーが座れるソファーのでかさ流石トマト邸!5%
≪口絵≫
ユリカの髪が!!!
サイドテール・・・!
そしてやっぱり髪はうねってるんですね。
↑単に外ハネなのかウェーブなのか分かってなかった
マリアも飛燕のこと認めたっぽい?
【本編】
■歴史ある大国ラフレシア第三帝国■
タナソア王国騎士ロレンツのプライドの高さもさることながら
文明の高さがマリアたちの時代より上なのが気にかかります。
その技術はいずこに。
タナソア王国ですらレベルの高い技術を所持しているんですから、
ギアロゴスとかはあの時代もう戦車に近いモノを持っていてもおかしくないかもしれません。
“恵みと慰めのジブリール”といういかにも聖女な女王が治める国は
なんとなーく豊かで穏やかなイメージでした。
配下の人種が思ったよりバリエーションが多くてびっくりです。
亜人でも積極的に採用するあたり慈愛に満ちた人格がうかがえます。
ロレンツもベタ惚れなわけです。
悪魔が襲来する時代まで残っている魔導王の1人なのですから、実力は相当のものなのでしょうね。
統治位置は今のラフレシアのあたりでしょうか。
結構国も大きそうです。うん、繁栄してそう。
地図で考察した時も思いましたが、他の国は小国が次々できているのに
サンランド無統治国とラフレシア第三帝国はほとんど領地が変わっていないのは凄いですよね。
タナソア聖騎士団がギアロゴス戦で結構壊滅状態になったはずなのに
よくぞ領土を守り切ったと思います。
実力と、“恵みと慰めのジブリール”の人望で国民が頑張ってくれたのでしょうか。
■“七星”とは■
ロレンツの発言で現存する魔導王の統治国の現状が分かりますが、
双生児王ニオ・キオの記述がありませんね。
無限凍土のクローディアパパことアドニス・グリムハーゲンの記述もないので
ロレンツが把握してないだけかもしれませんが、
双生児王ニオ・キオは遊戯戦争で淘汰された可性が高いと思います。
で、その双生児王ニオ・キオに仕えていたのがSIXと。
・・・って本当に?!さらっと衝撃の事実が明らかになりましたよ!!
最後らへん、EMU本部の地下通路での回想シーンで七星が誰か分かった気がします。
1・トマトクン
2・キング・グッダー
3・ジュジ
4・りりぃ
5・ルビー・ブルーム
6・SIX
7・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトー
で確定でしょうね。多分。
前巻で人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーが「世界は嗚呼・・・間違いだらけなんですよ、ぷぷー」
と言ってましたし(※口調こそ大間違い)、
今回もトマトクンが「すべてを取り戻せるかもしれない」と一瞬思ったとか思ってないとか言ってます。
すべて、って何?元の世界??
人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーは仏のことを、
トマトクンだって車な現代ワードを知っていることから
元々は別の世界からきた人物であることが分かります。
なので、七星ではトマトクン・ジュジ・りりぃ・SIX・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーが
現代人である可能性が極めて高いです。
グッダーとルビーは魔術士なので薔薇マリ世界の人っぽいけど。
現代から薔薇マリの世界に行った人は魔術が使えたんでしょうか。
なんとも言えません。レインドゥラス・ヴィシュクラトーが竜になっちゃうくらいだから
絶対無理とは思わないんですが。
なにより重要なのは彼らが何をしたか、です。
七星にはジュジとりりぃ姉弟が入っています。
ジュジとりりぃが訣別したのは
トマトクンが不老不死になっって世界が魔導王時代に突入したあたりです。
と、いうことは2人は一度訣別しましたが、再度手を結んでいるのです。えー。
どうしたんでしょう。りりぃが私情を捨ててまでジュジと一緒にいるなんてよっぽどのことです。
重要なワードとして薔薇マリの世界には“管理者”がいるらしいです。
管理者とは一体。
それこそ、この世界の神々なのでしょうか。
実際神様もソオルやらロシュがいますが・・・。
4巻でジュジは人間は火事場の馬鹿力がないと本来の力が発揮できず、
弱くて、情けなくてちっぽけで哀れな生き物だと七星は知っていると言いました。
管理者の存在に気づいて倒しに行った、とか?それで敗れた?
管理者が今もいるっぽいことを考えれば到底勝てたとは思えません。
タナソア聖騎士団の持っていた技術が今はないことを考えても
その技術は一度管理者によって奪われたと考えるのが妥当な気がしますね。
七星のその後を考えれば死にこそはしてませんが、やってることがバラバラすぎます。
・トマトクンは獄の獄に捕えられました。その後ソオルの手を借りて仮の体で復活。
・グッダーは城に引きこもって、何かを調節しながらエルデンで人材を育成中
・りりぃはアンダーグラウンドを探索中
(昔は黒髪長髪だったんですね!美人さんっwww)
・ジュジは人間のレプリカを使って世界中の要人を手中に収めました。
現代並みの高度な技術を持っています。
また初の大規模で計画的なアンダーグラウンドの探索を行い、
エルデンの街区とアンダーグランドを対応させ、侵入者という呼び名を考えたことから、
一般人を異世界に狩りに行かせることでいずれ必要となる人材を獲得しようとする魂胆が見えます。
・ルヴィーは人造生物づくり
・SIXはエルデンを支配しようと奮起
・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーは浮世離れ
ジュジとキング・グッダーは手を組んでいると思いきや、
ジュジはグッダーの国を侵略しようとしているし・・・?
4巻でグッダーの言っていた疑似異世界内で調節中のモノが完成したから、
あえて自国を攻め入らせたんでしょうか。
ちょっと過去をチラ見しただけですが七星間でSIX はすごい虐げられてそう(笑)
なんでその中に入っちゃったのw
SIX が不死になった原因である謎の蟲は管理者が管理してる代物のように思うので、
SIXが蟲に飲み込まれた場所こそ管理者に通じる道があったのかもしれませんね。
でも、今考えればSIXは個人の力が今一つなせいで人海作戦をとったりしていました。
上手くいけばどいつもこいつも屑ばかりの国になりつつも性悪説に基くような、
弱い人間が皆でより集まって大きな力を出せる国になったかもしれません。
上手く言えませんが、SIXは力のない人々の立場から世界を変えて行こうとしていたんじゃないか、
と思うわけです。結局、一般人の事を駒のようには見ず、一番人間として気にかけていたのは
SIX だったんじゃないかと。そうだったら皮肉だと思います。
(SIX贔屓?そうかも。まぁ、もう昔の彼は居ないからいいんです。)
■昔、悪魔は何のために侵略してきたのか■
神が管理しているならどうして遊戯戦争の後悪魔が薔薇マリの世界に侵略してきたのでしょうか。
エリオットの手記では地獄帝王によって悪魔界はよく統治されているように思えます。
地獄帝王に従わないものも、同じ悪魔によって蛮族として狩られるのですからその力は絶大です。
悪魔ともあろうものが1人のニンゲンによって支配されているのはなんとなく変な気がします。
もっと殺伐とした世界が合っているイメージ。
地獄帝王が地獄を統治したから次は人間の世界に侵略してきた、とも考えられます。
しかし、ここまで書いてきて思ったのは、神の使いと天使の対になるものとして一般には
悪魔が挙げられますが、どうも悪魔でさえ神の手先な気がします。
地獄帝王が管理者に操られているのかもしれないし、仕えているのかもしれません。謎。
トマトクンによると人間の世界では、遊戯戦争の結果何人かの魔導王が残り膠着状態らしいです。
しかもジュジというイレギュラーな存在のせいで、
本来あるべき文明より高度な文明や技術が栄え出しました。
あくまで妄想ですが、このまま個々のレベルが高まったらいずれ
神にまで魔導王は手を出そうとしたのではないでしょうか。
神たちの狙いとしては遊戯戦争で魔導王同士が殺しあい全滅してくれたら
従来通り自分たちが世界を監視できます。
もしくは遊戯戦争の末に何人かの魔導王同士がずっと牽制し合う世界を目指したかもしれませんが
いずれにせよ、管理者であろう神に目を向けさせてはなりません。
そのため実際遊戯戦争がある程度決着がついたところで、
神は悪魔に世界を侵略させようとしたのかもしれません。
ジュジがSSを作ったのは、管理者に高度な技術が見つからないようにするためなのかもしれません。
文明の利器を使って世界征服を進行させ、
歴史の流れのように見せかけてエルデンの異界への扉を開けさせる。
当然異世界の住人がわんさかでて地上は大混乱になるでしょうから管理者はそちらに気を取られる。
その隙に管理者をどうにかしよう、
的なことがジュジやグッダーの目的だったり??(妄想)
うーん、やはり最終的なBOSSはジュジじゃなくて管理者かなー。
■確かなこと■
何もかもまだ謎だらけですが一つだけ言えることがあります。
それは・・・
1・トマトクン (マイペース)
2・キング・グッダー (キング)
3・ジュジ (シスコン)
4・りりぃ (弟と距離を置きたい)
5・ルビー・ブルーム (自由人)
6・SIX (ならず者)
7・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトー (高飛車)
七星パーティは協調性皆無だったであろうことです。
なんだ、この個性万博は!!
譲歩って概念がなさそうな人ばっか!
トマトクンがZOOを大事にするわけです。
いやまぁ…世間ではそれをカリスマと言うんでしょうね・・・。