あいまり

涼しくなってきましたねぇ～

漸く自分の時代(ターン)がやってきたような気がします。
気がするだけですが。

夏季休暇期間は外を歩こうものなら
日陰から日陰へ
まるでどこぞのダンボール被って潜入任務を行う
軍人さながらの行動をしていたような気がします。
さぞ周りから見たら不気味だった事でしょう。
でも良いんです。
だって暑いんですもん。
寒さはどうにかなりますが
熱いのはどうしようもないんですよ、コンチキ～。

なんかやたら
第4勝負はまとめるのに時間がかかりましたが
10月まで時間がないのでタッタカ行きましょう。

いける。だって私のターンだから。
(↑自己暗示という倍加完了)

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ぶっちゃけ
第4、第5勝負は
消化戦の色合いが濃いものだと思うわけですが、

第2勝負みたいなのをずっとやられたら
読み手も飽きるんで
勝負内容のバランスがすごくよかったわけで、

既刊でも特にVer3、8、9巻をうまく絡めていて

この勝負だけ読んでも
イマイチ読者がついてこないのを
(特に第4勝負はややこしいですから)

キャラの心理を深く描写することで
また別の面白さを出していてよかったと思います。
 

昼飯時。

いがみ合い、
ひがみ合い
他人を出し抜くことしか
跋扈しないエルデンで、
なんと
見返りを求めない寄り添いあいが誕生。

本当の「やさしさ」っていうのは、
混沌の時代にこそ生まれるものなのかもしません。

ベティはいうに及ばず
昼飯時創立メンバーが皆して

各々向ける感情は若干異なっても
結局アジアンを必要としているのが

昼飯時の原点なんだなあと感じました。

アジアンは昼飯時という揺り籠に揺られる赤子だ、

そう、ベティはとらていましたが

赤子だからこそ皆アジアンに
ついてきてくれたんだと思います。

なんでクラニィが頭領じゃ駄目だったのか
Ver3からずっと考えてたんですけど

この話を読んで
クラニィじゃ 大人すぎ、
もとい 完成されすぎていて

逆に頭領向きではなかったんだろう、
という結論に達しました。

形のあいまいな組織において
完成された人が率いても
ついてこれない人が大勢でてきたじゃないか、と。

ベティたち創立メンバーのように
毎晩のように飲み明かしてよく見知った仲間だったら
クラニィでも形にはなったかもしれませんが

今の大所帯での頭領は
きっとクラニィでは勤まらなかったかもしれません。

もっとも、
クラニィだったらクランを大所帯にはしないでしょうけども。

カイはクラニィを昼飯時内の兄だと表してましたが
今なら、
カイの言わんとしていたことが分かりそうな気がします。
あくまで気ですが。

中核を担うけど大黒柱まではいかない存在、みたいな感じ。

アジアンが穢れし者どもの国から抜け出して

人形から人間になって

昼飯時での赤子を経て

マリアとの出会いで青春期を迎える。

(青春期?まぁ青春期ってことでここはひとつ)

第三者から見たら
ちょっと危なく見える青春期はともかく
(どこがどう危ないかは書くのを控えます)

ベティたちが心配をよそに
ルヴィーダッドが大喜びするくらい
順調にアジアンは成長してきてます。

その成長には
クラニィやローガンの死も含まれますが、

全てすぐ近くで見守り続けたベティだったからこそ
アジアンに向けるおもいは特別で、

(おそらくベティは彼女の家族より
アジアンに親愛を寄せている気がします)

大事なアジアンを
中途半端な態度でたぶらかすマリアは
良くは思わないし、

マリアに求めるものも多いのかなぁ。

求めるといっても
・アジアンがマリアにしてきたことや思いを知ること
・アジアンの涙を受け止められる存在であること
・頭のいい子であること
この3つくらいなのですが。

・アジアンがマリアにしてきたことや思いを知ること
　→事件の真相は休憩時間に知った
　→アジアンのおもいは5巻～9巻で察している

・アジアンの涙を受け止められる存在であること
　→8巻末でベッドの上で受け止めた

・頭のいい子であること
　→口だけじゃなく経験知(値じゃない)上昇中☆

あ、全部クリアし…

いえ、なんでもありません。

まーアレです。

あえて悪役になる事も厭わない、
真の愛情をベティにみた、

気がします。そういう気分です。

ベティがクルオのキッスを受けて
動揺するアジアン、
それを面白く思わないマリア。

勝利と
自分のために動揺する大切な人
を意識して

ものすごーくご機嫌がよくなる
ベティがここ数巻で一番輝いてました。

今までのベテなら
アジアンとマリアのやり取りをみて
コメカミをピクピクさせていたのにー。

はっ！

コレはアレだからですね。

ベティはベティでも
自意識体Bに精神がチェンジしているから
アジマリにも
寛容になっていたのに違いないですね。

あわわ、

アジマリに厳しい自意識体A！

カ～ムバ――――ック!!