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愛人3号
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女性
自己紹介:
九州に住むバラマリャー
典型的に大雑把なO型
調子に乗りやすい
あえて薔薇マリ信者ではありたくない

・マリアローズ至上主義。でも、マリアローズとは気が合うか微妙。それでも溺愛。マリアの性別にはこだわらない。
・アジアン甘やかさない主義&苦労人上等主義。彼にはもっと頑張ってもらいたい。原作は勿論看板キャラとしても。
・アジマリなんて認めないんだからね主義。でも、嫌いじゃない…これでも。
・スイーツ☆エンジェルス万歳!
・カップリングは基本公式カプを応援
・悪役好きでも、冷笑って許して~♪
・モリーは最高です。

随時追加予定(予定は未定)
------------***-----------
*『テキトー』に『楽しく』更新

*誤字やあんまりにキチガイ・的外れな感想を書いていたら気軽に指摘してやってください。コメント欄の名前は書かれなくても結構です。あと痛すぎて読んでいられない時も教えて下さったら、訂正なりします。

*基本的には原作媒体をいじっています。ヒット御礼絵でのおとぎ話や裏薔薇はパロディとして薔薇マリキャラで遊ばせってもらっていますが、オリジナルマイ設定で薔薇マリキャラをどうこうするつもりは毛頭ありません。(他サイト様でのパロディを見るのは好きです)

*感想メインです。二次創作のイラストなどは感想の延長で描いています。


*最近は情報整理してから感想を書いているので、更新超遅いです。ご了承ください。

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16巻 感想⑤

終章、序盤の終わり。
問・■■■■が■■する(前巻あとがき)
の答えは
エルデン が 浮遊 する
みたいな感じでF.A?
あんまりびっくりして
体をくの字にして数センチ浮かびましたとも。(古典的漫画表現)

な、なんだってー!!
ここにきてのスケールアップに脱帽です。

今までは
やれSIXだの
やれ蜥蜴だの
明確な敵を倒せば良かったものの
今巻での敵は、破竹の勢いのラフレシア帝国軍です。

規模が大きすぎます。

血濡れ騎士団の時みたいにトップがしゃしゃり出てくれたらまだわかりやすかったのですが、
敵軍本体は登場せず、その迫り来る恐怖と戦っています。

結果、
ラフレシア帝国軍よりも
さらに恐ろしいもの達が解放され混乱極まります。

まさか眼前の敵を倒す前にさらに厄介な敵が出現するとは。

確かにトマトクンやアジアンが安定して強すぎて、
釣り合う敵がどれだけいるのかしらとは思ってました。
でも、呪いが解けてアンダーグラウンドの異世界生物が全部出てきちゃうとは!!
蜥蜴四兄弟でキャーキャー言ってた時代が懐かしいです。

なんだかんだで
「エンデン」はこの世界で
もっとも自由で、聖域だったのではないでしょうか。

行き場を無くした者は皆、
非力なマリア、ルーシーからピンプ、トマトクンなど実力者まで
まるで吸い寄せられるかのようにエルデンへやって来ました。

どんな人でも拒まない土地のありがたさ。
治外法権エリアの賜物でしょうが、
かの地が築き上げた功績は
ファッションにおいても、
医術においても、
魔術においても、
とにかくあらゆる分野で群を抜いて発達してきたはず。
(そう考えると、私たちの力というのは
知らず知らずの内に倫理観などで抑制されているのでしょうね)

リミッター解除された世界で人はどれだけ進化できるか、
四巻あたりでジュジの言った台詞が思い出されます。

当時は及第点だったとしても、
エルデン市民の底力で光を放つようになった原石がちらほら出てきました。

社会のはみ出しものをうまいごと拾いあげて生かす街エルデンは
多少異論はあるでしょうが、『楽園』に違いありませんでした。

エルデンが持つ技術力、地下に眠る絶大な力
いずれも考えてみれば
本当は他国には喉から手が出るくらい欲しかったものではなかったのでしょうか。

魔導王時代から領土がほぼ変わっていない事実からも分かるように、
偉大な力の持ち主キング・グッダーが治めるからこそ
他国から干渉を受けず自由を謳歌できました。

ところが、
ところがです。

その『楽園』はもう地上に存在しません。
どこに行こうか迷ったらとりあえずココ、という拠り所はもはやありません。
この事実がどういう意味を持つのか。

安全な地はなくなりました。
来るもの拒まず去るもの追わずだったエルデンは
今や誰も寄せ付けない空中楼閣へと変貌しました。

今巻を読んでいてやたら人が慌てふためいて、
半狂乱になりながら逃げようとする姿が印象的でした。

平和ボケした私はぼんやり思ったものです。
そんなに焦っても仕方ないのに、と。ましてや自殺なんてしょうもない、と。
実際軍が迫っていると聞けばこんなリアルな状況なのだろうなぁーとは
勿論思ったのですが、イマイチぴんと来なくて。

でもまぁ

法に縛られない代わりに、
守ってももらえない。

そこが治外法権エリアのデメリットでもあります。

他の国ではそれこそ、
軍が動いて国民を守るのでしょうが
サンランド無統治国の最低限のセキュリティーが突破されたら国民を待ち受けるのは、、、絶望。

戦争慣れしてませんから余計怖かったはず。

エルデンの場合、
市民の大半は悪徳再生だの大きな組織が
幅をきかせだしたら、
割とすんなり従っちゃうイメージがあります。長いものには巻かれる主義っていうか?

エルデンの人口は謎だとしても
秩序の番人200人いかないくらいで
そこそこ秩序を保てるんですからねぇ。。。

今考えたら秩序の番人はよくその人数で回ってたなぁと思っちゃいます。
もっと多くても良かったような。
でもあんまり多いと悪徳再生戦の時に必死で戦っているイメージが薄れちゃいますか、そうですな。

でも、

あくまでも市民が比較的大人しく従うのは
従っていれば自分に被害がない場合であって。

怒涛の勢いでカリオサークを制圧して、
略奪もせずエルデンにやってくるラフレシア帝国軍は意味不明なわけで。。

そんな気狂い集団が突然やってきて、
自分の身が守れるのかっていうと予測不可能なわけで。。。


結局この人達に帰るところはないんですよね。

あそこもダメだった
ここもだめだった
やっとエルデンでなんとか生きていけそうだ

全員ではないでしょうが
エルデンだからこそ生きていけた人が
街から脱出するのは
想像を遥かに越えて酷なことだったのかもしれません。

そりゃ死ぬことを選択する人が多発してもおかしくないですね、、、。


呪いが解放されて
今後地上はラフレシア帝国どころではなく、異世界生物に怯えることになります。

一匹一匹なら怖くなくても、
まとめて来られるといくら実力者でもきつい。

「前兆の時代」に戻っただけ
とも言えるんですけど、、、

その時は魔術を持って沈静化していましたが、今回はどうなることやら。

マチルダ門下生も
その他有名魔術師も沢山出てきて
実力は確かなんですが

魔導王たちのレベルか?と聞かれたら
うーん???どうでしょう。

しかし、そもそも魔導王ってのがなぁ。
グッター凄いけど戦力的にどうなんだっていうと、
今回魔導兵無効化されたりエルデン浮遊させたりしてイマイチ測れないです。

そりゃ本人めちゃ強いんでしょうが、、、。

あの時代の魔導王ってジュジの技術提供のせいで、
魔術っぽく見えるけど実は科学だったんだてへぺろ!疑惑の魔導王がいたり、
みんな自分の手を汚さない代理戦争の印象が強くて純粋な魔術力がよくわかりません。

あれかしら、魔術も日々進化してるというか
流行り廃りがあるなら同じ魔術でも今は召喚系が熱くて~とか使う魔術の系統があったりして
一概に強さがわからないのかしら。
最終的には相手を地に伏させればいいんだろうけど。

昔すぎて伝説になっているんで
今魔導王が生きていたら果たしてどのくらい強いんでしょうね。

レディ・麟霊もトマトクンに1巻で負けているし
今の魔術の方が実は昔より発達してたり??

私見では大部分は魔術士として劣化したけど
ほんの一部だけは当時以上に強い魔術士がいるイメージです。

今回の戦いでも魔術の圧倒的力を見せつけられました。

しかし、今は魔術だけじゃなく武術や剣術なども発達したように思えます。

魔術士だけの戦いになるのではなく、
人間全体で異世界生物と戦う時代が来たみたいです。

どんな戦いになるか、ワクワクしますね☆

あ、めっちゃ話がそれました。

うだうだ書いてますが


本題に入ると、
今巻はまるでドミノ倒しのような巻でした。

前巻のあとがきで積み上げてきたものを崩すとありましたが、
私には一つ一つ並べてきたピースを並べ終わって、いざ一コマ目をしたように感じました。
ドミノはゆっくりとしたテンポから怒涛の勢いに変わりコマを倒して行く。
第一の仕掛けが発動し、観客の驚く声が聞こえた気がします。

だってあの最後は卑怯ですもん。

どれだけ時が流れるのか、どきどき。
三日後なのか半年なのか一年後なのか
はたまた十年なのか。

ページの余白が見慣れないので余計に不安が募りました。

でも、です。
読み終えたらしばらく表紙を見てボーとするんですが、
今回サブタイトルがさよならはいわない、じゃないですか。

これはアレです、
おそらく
マリアがアジアンに
「またね」とさよならしなかったあたりに
起因すると思われるんですが

私には

まださよならじゃないから

終わりじゃないから

あきらめないで

っていうメッセージに思えました。

都合のいい平和脳万歳!

まーなんとかなるっしょ!!

あと
空飛ぶ街の全体図か俯瞰図が見て見たかったのは私だけでしょーか!?

びみょ~に見たいシーンが編集と噛み合わなくてジレンマ。
自分じゃどう頑張ってもそういうの無理だから本家に期待してしまいます。
BUNBUN先生背景も、もうちょい頑張ってくださいねっ!

激戦が予想される今度マリアは
これまで以上に気を強く持って臨まないといけません。

マリアならできる、
頑張って!


頑張らなきゃ
毎晩耳もとで「ぞるつか」つぶやきにいっちゃうぞ☆

16巻感想・完

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