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HN:
愛人3号
性別:
女性
自己紹介:
九州に住むバラマリャー
典型的に大雑把なO型
調子に乗りやすい
あえて薔薇マリ信者ではありたくない

・マリアローズ至上主義。でも、マリアローズとは気が合うか微妙。それでも溺愛。マリアの性別にはこだわらない。
・アジアン甘やかさない主義&苦労人上等主義。彼にはもっと頑張ってもらいたい。原作は勿論看板キャラとしても。
・アジマリなんて認めないんだからね主義。でも、嫌いじゃない…これでも。
・スイーツ☆エンジェルス万歳!
・カップリングは基本公式カプを応援
・悪役好きでも、冷笑って許して~♪
・モリーは最高です。

随時追加予定(予定は未定)
------------***-----------
*『テキトー』に『楽しく』更新

*誤字やあんまりにキチガイ・的外れな感想を書いていたら気軽に指摘してやってください。コメント欄の名前は書かれなくても結構です。あと痛すぎて読んでいられない時も教えて下さったら、訂正なりします。

*基本的には原作媒体をいじっています。ヒット御礼絵でのおとぎ話や裏薔薇はパロディとして薔薇マリキャラで遊ばせってもらっていますが、オリジナルマイ設定で薔薇マリキャラをどうこうするつもりは毛頭ありません。(他サイト様でのパロディを見るのは好きです)

*感想メインです。二次創作のイラストなどは感想の延長で描いています。


*最近は情報整理してから感想を書いているので、更新超遅いです。ご了承ください。

------------***-----------

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(マッツさん主催)
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8巻 ⑨fragments P188-264

トトの占いの仕組みが非常に気になります。
何もない空間から棒を出して
しばらくしたら消えるってどんなマジック。(※占いです)

リキエルに勝ってから仲間が増える、増える。
ダリエロ派に比べたら半分程度の人数ですけど、
この派閥は現実世界でもまんまの構図なんでしょうか。

そしてマリアとの2回目のご対面。
めっちゃ感極まっているアジアン、さすがMr極限愛。

妄想で申し訳ないのですけど、

「やっと見つけた」発言は
2回目に会った時に出てきたのがポイントだったらいいな、
と思います。

今回の夢では初めからマリアにぞっこんでしたけど

Ver0のときは
一回目の出会いで純粋に一目ぼれして
2回目会った時に自分が捜し求めていた存在である
ことにアジアンが気づいて…

的な流れだったらアジアンがマリアを大切にしている理由が
明かされたときに、マリアがアジアンの求めているのは
存在だけじゃなくて‘マリアローズ’自身を愛してくれている
のが分かって素敵だなぁと。

アジアンがマリアの存在を求めるようにインプットされていたとしても
まずは人としての恋心を持っていて欲しいです。

今のままだと
「アジアンが僕を好きなのってただ利用したかっただけ!?」
ってマリアが思いそう…。

いやはや、それは行き過ぎた妄想だとしても
そのくらいまだ2人は意思疎通ができていない気がします。

全てはこれから…、むぅ。

ダリエロが本格的にアジアンを傘下に下したがったのは
アサイラムからの脱出のキーパーソンになるのを見越しただけでなく
アジアンを気に入ったってのも大きかったじゃないかと。

ダリエロだけじゃなくリキエルやボダダグetcも
いつの間にかアジアンによって
心の壁が崩され、気を許したくなるなんて

さすが、Mrカリスマ。(※誰も呼んでいません)

でも仲間がどんなに増えても結局
現実世界でアジアンが気を許せたのは
昼飯時創設時の初期メンバーだけだったていうのは、
誰が悪いってわけじゃないですけど残念なことです。

特にクラニィはいつだってアジアンが望んだ言葉を与えてくれて
ずっと傍で見守っていて欲しかっただろうに…

小屋替え。

小屋替えで皆が相談し合っているのが和みます。

皆がアジアンにときめくのはあの容姿とカリスマなら仕方ない…か?
そんな私は、チェリーや 毛に も~ ときめきます。
(↑九州でも雪が降ったのがこの親父ギャグのせいならごめんなさい)
(ゲテモノ系好きです)

移動といい小屋替えといい
権力者に楯突くのはなんとリスクが大きい…。

閉鎖房に入れられたのはアジアンの体を守るためにも
(一時的に)よかったのやも。

シュトレーハウゼンがあんなに積極的なやつだなんて、
人間欲望には勝てないのですねぇ。

しかし、この頃になるとアジアンも
だいぶ現実世界のことを思い出してきて、
やっとエルデンの名前が!

やっぱりマリアを探し回ったのですか。
去っていった者達を追いかけたかったのですか。

そうですか…。

          ×雷切の歌
アジアンの切なさ

(↑アジアンの切なさ の 雷切の歌乗 
318246c0.gif

8巻 ⑧fragments P95-187

とは言っても、本当に怖いのは
せんせいの真の姿なのですが。

「白目が黒く、
真紅の虹彩と黒い瞳孔の境目が金色に輝いていて」

「白い肌にはうごめいているかのような黒い紋様」って

もう人間じゃないっぽいです。

最も果たして薔薇マリでは
どこまでを人間と定義してよいものか甚だ疑問なのですが

それは置いといて。

せんせいの正体はルヴィー・ブルームでほぼ間違いないので
このシーンはアジアンに何か施術でもしていたのでしょうか。

憑依魔術を生み出した‘魔人’がルヴィーの肩書きなら
アジアンに何かをとり憑かせているシーンだとも
考えられます。ううーん。

後に出てくる傾いた椅子や仲間への思いが
現実世界の記憶と夢の世界を混ぜこぜにしていてカオス。

「どうしてうまくやろうとするほど、
自分はただの役割と化して、
それに自分自身を当てはめて踊るだけの
人形に成り下がってしまうのだろう」

この言葉は奥深いですね。
組織が上手く行けば行くほど
トップがお飾りになってしまうのは否めないかと。

彼は自分のクランを大きくさせすぎたと思います。
クラン創立初期みたいに少人数でやっていれば
もっと気軽にやっていけたかもしれません。

でも自分の目の前で
世界に見捨てられたように孤独な人が居たら
見捨てて置けなかったのしれないな、
とも思いました。

それが彼の‘優しさ’であり‘甘さ’だったのかな、と。

でも、Ver0のマリアと出会う直前に
実はクランのリーダーを降りようとしていたのを
カイあたりが知ったら、とてもショックでしょうね。

そんな時期にマリアに出会えたのは
アジアンにとっても
マリアにとっても
昼飯時にとっても
現時点では良かったことだったのでしょう。

しかし、アジアンに巣食う者が
まさかマリアを食べたがっていたとは…

トモヨさん的 食べたい じゃなくて
リク的な意味で 食べたい と感じている
に驚きです。

マリアを食べたら何かパワーアップでも
できるんでしょうか。むー。

アジアンに巣食うものがマリアを食べたがっていても
アジアン自身はそんな事望んでないというのは
巣食うものとアジアンの求めるものが違うのか、どうなのか。

いつも感動するんですけど、
ブルー先生はページ運びがとっても上手です。
103ページの最後にルヴィーらしき人物が
アジアンに挨拶するシーン、妙にリアルでいいです。


ダリエロは移動時間謹慎処分になっても
転生の策士能力を発揮してて
頭脳明晰タイプの悪役が好きな私は思わずため息をつきました。

シャマニにアジアンが医務室に行ける理由を探らせたり
服従させるためにリキエルと果たし合いさせたり。

リキエル戦後クラニィはアジアンに何を伝えたかったのでしょう。
やっといつものお前さんらしくなってきたな、とか?
他の4号房の人たちと比べるとクラニィは
夢に捕らわれていないような印象を受けるんですけど
アジアンの恩人は夢でも術に嵌らずアジアンを導いてくれているのか
うーん、謎です。

殺伐とした展開が多かったそれまでに比べて
リキエルに勝ってからはボダダグとのやり取りといい
仲間がどんどん増えていって良い感じです。

ボダダグ、数字を数えたり妄想して
寂しいときや辛いときを過ごすなんて、
某赤髪の主人公(最近主役の地位が危うい)を思い出します。

うう、顔はアレだけど性格はなんて可愛いヤツ!

アジアンが思う本当に醜いものって
‘見棄てられた子たち’のことでしょうか。
アジアンの美意識が人工的に作られたと
予想できる彼らを中心に考えているんだったら
やはりマリアの美しさは天然もの?

それにしても雷切カッコイイっ。
名前からして好きな感じでしたけど
江戸っ子らしい彼の言動は皆好感度が高いはず、たぶん!

でも馬鹿正直過ぎる彼は策士ダリエロには叶わないわけでして。

悲しきかな
薔薇マリワールドでは
正々堂々としたキャラがあっさり罠に嵌られてるのがセオリー。

人生って綺麗には生きられない現実を叩きつけてきます。
あいたー!

クラニィにタヌキについて尋ねるアジアンはなんか可愛いですね。
アジアンの一般人とのズレというか、俗に言う天然っぷりというか。

タヌキって存在がアサイラムに居ない存在を問うたのが
クラニィを黙らせた理由だと思うんですけど。まあ。

ヨハンだと思われる係員が中肉中背とアジアン視点で
表現されているのに笑いました。

おかげでヨハン「平凡」属性がついちゃいました。
ヨハン隠れ努力家なのに、それでも平凡って…・。
濃いキャラの多い薔薇マリでは平凡は否定できかねます。
残念っ。

ヨグとヨハンのやりとりも面白いですね。
というか彼は話す人話す人試しているような。

夢に嵌っていない彼が打ち出した
「省力及び能力向上のための改革プログラム」はどうやって
あの所長に認めさせたのかそのプレゼンが気にかかります。

傍から見たらさぞかし楽しそう…。

ヨグの言いたかった鍵はきっと
アジアンがこの夢から抜け出すそうと思う願望
ではないかと。

下のヤツは自分なりの話の展開をまとめたものです。
そのまとめはどーよ、ってとこもありますが
へーほーあっそう~って感じで見てください。
5e3904ea.gif

8巻 ⑦fragments P50-94

アジアンをせんせいにの元に連れて行ったり
監視していた関西人の黒覆面はカタリだと思います。

まじめに係員をしているカタリが
なんか可笑しいのは私だけでしょうか。

アジアンにも割りと面倒をみてくれていたりして
夢でもカタリはいいヤツですね。

カタリはどうやら彼は閉鎖房での仕事が
メインのようです。

確かに、カタリが死神や中背中肉の係員らと同様
一般房の連中を‘激励’している姿はあんまり
ピンときませんけど。

現実では逆に‘激励’されていることが
多いからでしょうか。

それにしてもアサイラム扉が多いです。
扉ごとに係員がいるなんて、
アサイラムどころか刑務所そのもの。

一般房入り口猪首係員は
恐らくVer3純情編に登場した亡国愛国者党ゴズ氏。
4号房まで連れて行った猫背係員も
恐らくは同じく亡国愛国者党セズ氏。

ゴズらに限らず係員の配役はナイスチョイスだと思います。
みんなアジアンと何かしら関係している人物で、
たぶん具体的表記のない係員もバル・バラとか
過去アジアンが殺したり関わった人物だと予想します。

で、一般房に移されたアジアンが待っていたのは
房長様らによる洗礼。

ここらへんのダリエロ・リー・レイジは
格好良すぎてどうしようかと!

思うにダリエロがアジアンを人形呼ばわりしなかったら
案外あっさりとダリエロの傘下に入ってたかもしれません。

現実世界でも散々人形人形言われてるのに
相当嫌いな言葉なのでしょうね。

自我を持ち始めているのに、
自分で考える事を積極的にしなかったのは、
アジアンもこの世界の違和感に気づいていて
でも
現実を直視できない状態まで
精神的に追い詰められていたというのなら
切ないです。

あと、ブルー先生が大得意な場面を超えての
心情のつながり?といえばいいのですかね、
上手く表現できないんですけど
今回だとマリアが冒頭で
「知らないままでいたほうが幸せ」と言っていて
アジアンも
「知らないほうがいいこともある」と洗脳されているのが
いい感じにプロローグと夢の始まりがシンクロして
グーググ~!(エドはるみ調)でした。

そう1人で感傷に耽っていたらクラニィ登場で
ノックダウンさせられました。

絶対出番なんてもう2度とない、
あってもほんのちょっとの回想だろう、
と思う込んでいたのでこれは嬉しい誤算でした。

同室ってのがいいです。すごくいい。

策士ダリエロによってアジアンが嵌められても
なんだかんだで相談に乗ってくれて
アジアンを覚醒させるヒントをちょっとだけくれたりして
クラニィ…。

ローガンはクラニィにだいぶ依存していたようですから
クラニィは事前にローガンから相談を受けてたのかもしれません。

…ホント、
焔といいクラニィといい好漢は死ぬのが早すぎです。

で、
心身ヘロヘロのアジアンはせんせいの医務室へ。

ココ、テンション上がりますね。

非っ常に上がります。

ひょろ長い体系の黒い丸眼鏡係員は荊王だと思います、はい!

荊王に無視されるカタリにウケました、はい!

たなとぅす じゃしゅぎしゅ 
あるかーでぃあ うるくはんど やぬぅ
→‘黒き鱗(ジャシュギシュ・4巻)’しか分からなかったです
  んーアジアンの中にいる奴らのこと?謎っ、はい!

せんせい、読んでて痛いです、はい!

はい、はい、Hi!

~~っ マリアっ!

どうしよう展開が素敵過ぎて
胸が熱いです。

今なら、今なら、
この熱い思いで、肉が焼けます。
(注意:本当に肉が焼けるんなら今頃人体発火してます。)

前々からアジアンとマリアのシンクロ率は高いと感じていましたが、
アジアンは本能的にマリアを愛している気がします。

会わないほうがよかったというのは、
自分は本能的にマリアをとるから
マリアと出会うことはこの世界が崩れるきっかけをつくる、
だから会わないほうがよかった
ということなのかもしれません。

いけない子だね、っていうせんせいの台詞で締められるのがこわーい。

529d5d24.gif

8巻 ⑥fragments P23-49

あいまいな嘘に

あいまいに真実を 

混ぜ込んだようなこの夢は
(夢と表現するのは若干違和感があります…。)

アジアンの過去の記憶をもとにして

ルヴィーが構築した世界を

ナジが見せているんじゃないかな と思います。

次巻で昼飯時メンバーが行方不明になるらしいので
その下準備として、ルヴィーが出演者全員に
似たような罠をしかけているのかもしれません。

しかし、
カタリやマリアの様子は特に変わっていなかったので
罠に嵌ったのはアジアンだけか、
エルデンにいた昼飯時の面子だけの可能性も。

うーん。

昼飯時全員がアジアンと似たような罠にかかっていて
その結果失踪、という展開なら
今回 ほぼ まるまる一冊夢をやったのも
 まぁ 納得できるんですけど。

うーん。

次巻に期待ですね。

----------------------------------------キリトリ----------------------------------------

次巻に期待するといえば、登場人物紹介のアジアンイラストはもうちょっとカッコイイのを使って欲しいのですけど、次巻からの変更はやっぱり無理なのでしょうか。
個人的には4巻の振り向いているイラストかザスニの新コス披露時のイラストが良いと思うのですが。
ちなみに、隣のマリアはすごく可愛いのでずっとあのままがいいです。

----------------------------------------キリトリ----------------------------------------

夢が長いので、区切りをつけて感想を書きます。
(巻全体の感想はいつものごとく無駄に長いですぞ。)
今日はアジアンが一般房へ移るまで。

8巻の内容ほとんどが
アジアンの夢というのは地方の特権で知っていたので
よく分からない話が始まったときは「来たか…」と構えて
探検に行く藤岡弘、のような気持ちで読みました。

閉鎖房でのアジアンは、
これは昔のアジアンに通じるのでしょうけど
すごく心が伽藍洞( * 1)で本当に人形っぽくて生気がなくて
読んでいて痛かったです。
(もっともHENTAI時の彼もイタイわけですがその意味とは別で。)

子爵時代マリアが心を閉ざしていたように
アジアンも王子であった時は
心を閉ざしていた様子が容易に想像できてなんとも。

閉ざしていた心にわずかな光を差し
伽藍洞の心に確かな音を響かせたのが
隣房の住人だというのが心憎い演出です。

「せんせい」という表記も好きです。
なんだか得体の知れない感じがして。
思ったとおり只者ではなかったのですけど。
せんせいがアジアンを手玉に取る様に
せんせいの腹真っ黒さが見え隠れしてしてます。怖い。
                  (せんせい好きです↑)

が、
それ以上に怖いのはゼックスでした。絶句っす。
SIXだというのは口調ですぐ分かったのですが、まーさーか
こんなに早く本人でないにすれ彼出番がやってくるとは。
相変わらず恐ろしく癇に障る物言いで気持ち悪いヤツでした。
そもそも素肌の上に赤の上着、下は白地に黒斑点のズボンって
‘所長’らしい格好じゃないし!
今回SIXの「愛」への定義が奪うことを前提とした与えるもの
に変わっていてより鬼畜度がアップ…Oh!
                      (SIX好きです↑)

余談ですが、
2巻発売時頃にブルー先生が自身のサイトで
SIXの声は若本規夫をイメージして書いたとおっしゃられてました。
(若本規夫…サザエさんのアナゴさん役、ドラゴンボールのセル役等)
なのであのうねるような独特の言い回しを意識して
「おォーいなァーる悲しみ」や随所に英語を散らした台詞を
読んでみたら非常に面白かったです。あくまで個人的に。。。
                 (若本規夫大好きです↑)

SIXに続くジェイの登場は
SIXがイラつく理由がちょっとだけ理解できる気がするくらい
相変わらず空気読めていないというか、なんというか。
ま、そこがジェイの個性であり面白さでなのでしょうが!
でもよくジェイはSIXについていけるなぁとしみじみ思います。
彼についていく事は何か特別なメリットがあるのでしょうか。
たんなるえむだったりして。おおっと。

秘書の才能がないジェイに対してヨグは、超優秀(笑)わお。
ヨグとSIX、
そして
ヨグとせんせいの掛け合いは狐と狸の化かし合いのようでした。
ヨグの口調からするとこの時点で、ヨグはヨグとして存在して
ルヴィーの敷いた軌道に微妙なずれが生じている気がします。
自分の名前やヨグの名前はヨグの誘導がなければ思い出すことが
なかったでしょうし。
(確認した限りではせんせいはアジアンの名前を1度も呼んでいないので)
ヨグが
「眼鏡をかけ直して、
唇の両端をほんの少しだけつりあげて、
目元をゆるめ、微笑んでみせる」シーンがとても好きです。

きっと現実での昼飯時のヨグは
そんな風にいつも微笑んでいたんじゃないかと思います。

‘仲間のヨグ’の微笑みを見て
‘頭領のアジアン’が自分の名前を思い出す、っていうのがツボでした。

ヨグ…パッと見ミケランジェロと見間違えたり
髪型がふかわだ…とか思った事は
そっと心にしまっておきます。

今まではあまり意識していなかったのですけど
今はヨグが気になって仕方ないです。


…… ナジ かわいい ………

( * 1)「がらんどう」を「伽藍洞」と書いているのは故意です。
    ただこっちの字が好きなだけです。
06cf0178.gif

8巻 感想⑤prologue

10代後半の女の子どおしの相談って

『私、死にたい』



『私、鬱なの』



『私、○○君が好きなの』

の3っに大きく分けられる気がします。

プロローグの一番の読みどころはやはり
+。:.゚ サフィニアのお悩み相談室 ゚.:。+

修学旅行でもなんでも旅の醍醐味といえば
真夜中の悩み相談ですね!

普段言えないことも、
旅行の間に培った連帯感となんとなくの雰囲気で
なんでも話せちゃう気になる魔法の時間!

ジェードリ編ではマリアとサフィニアの友情に
キュンキュンさせられまくりましたが、
そのキュンキュンがこのシーンで最高潮になりました。

欽ちゃんの仮装大賞でいうなら
得点パネルが5、6巻で徐々に加点され、
7巻でその速度を上げて、
この8巻で一気に20点満点をたたき出すようなイメージ。

Ver0の時には2人がこんなに仲良くなるなんて想像してませんでした。

容姿の評価って性格も込み込みでかわいい~とか、
キレ~って言う事が多少なりあるんじゃないかなぁと思うんです。

だから、最近マリアがサフィニアの容姿をよく褒めるのは
そういった内面からの輝きを讃えているのからでもあるのかな、と。

マリアの胸の思いっていうのは、第3者からみたら
完璧恋に落ちる寸前なんじゃないか…っと早とちりしそうです。

マリアもサフィニアも、
悪い意味で
勘や頭が良すぎて、
考え込んでしまって、
後一歩が踏み出せない、
そんな感じがします。

ロム・フォウが「帰ってくる」先はトマトクンだとか
そんな小さなことを気づかないでいれたら、
もしくは気にしないでいられたら、
どんなに気が楽になる事か。

恋愛ってもっと本能的に楽しめばいいんじゃない?
って私は思うんですけど、( NOT ナツコ的意味 )
2人の性格上そうはいきませんよね。

2人にはこれからも
自分の思いに葛藤してもらいたいものです。

あと、ユリカも早く気になる相手でも作って
こういった乙女チック談義をやって欲しい(笑)

誰の場合も「どうせ長期戦」になりそうですし、ね。
(「どうせ長期戦だ。」のくだりが好きです)

アジアンがマリアに与えた影響が
これまた想像以上に大きかったのに驚きです。

頭の回転がいいマリアが
SIX編でアジアンがSmCの傘下に入った理由や
彼が失ったものなどかなり真に迫った推測をしていて
元通りになったのは自分だけではないのか?等
考えるシーンが素敵…

自分のせいで周りに悪影響がでて、
自分を好いてくれている人にまで被害を及ぼしている とか
子爵に買われて以降そんな経験を何度も味わったマリアには
相当きつい事だと思います。

今回サフィニアがマリアの思いを「恋」と言葉にしてくれたので
マリアの中にもそういう意識が生まれたのでは、と推測します。

全力全開で否定すべきとこを、即座にはっきりと言い返せていないあたり。

そして、薔薇の細工物捨てきれなかったあたり。

プロローグ最後の
嫌いじゃないけど、好きでもない。
ってのも
初期からしたらアジアン好感度上がってますね。うん。