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愛人3号
性別:
女性
自己紹介:
九州に住むバラマリャー
典型的に大雑把なO型
調子に乗りやすい
あえて薔薇マリ信者ではありたくない

・マリアローズ至上主義。でも、マリアローズとは気が合うか微妙。それでも溺愛。マリアの性別にはこだわらない。
・アジアン甘やかさない主義&苦労人上等主義。彼にはもっと頑張ってもらいたい。原作は勿論看板キャラとしても。
・アジマリなんて認めないんだからね主義。でも、嫌いじゃない…これでも。
・スイーツ☆エンジェルス万歳!
・カップリングは基本公式カプを応援
・悪役好きでも、冷笑って許して~♪
・モリーは最高です。

随時追加予定(予定は未定)
------------***-----------
*『テキトー』に『楽しく』更新

*誤字やあんまりにキチガイ・的外れな感想を書いていたら気軽に指摘してやってください。コメント欄の名前は書かれなくても結構です。あと痛すぎて読んでいられない時も教えて下さったら、訂正なりします。

*基本的には原作媒体をいじっています。ヒット御礼絵でのおとぎ話や裏薔薇はパロディとして薔薇マリキャラで遊ばせってもらっていますが、オリジナルマイ設定で薔薇マリキャラをどうこうするつもりは毛頭ありません。(他サイト様でのパロディを見るのは好きです)

*感想メインです。二次創作のイラストなどは感想の延長で描いています。


*最近は情報整理してから感想を書いているので、更新超遅いです。ご了承ください。

------------***-----------

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感想⑤ 考察

書き散らし参る!

≪表紙≫
2人が美少女がグラビアポーズをとってても全体の雰囲気が穏やかなのは塗り方のおかげなのか。
本編を読むと2人の絡みがもっと見たくなるので、それが叶えられた一枚だと思いました。

≪見開き≫
ハニーの胸に気を取られた40%
ルーシーも男の子だね10%
ピンプの手の置き方5%
きゅーのモフモフ感5%
トマト眠そう5%
マリアが薄着すぎて心配30%
大人3人+きゅーが座れるソファーのでかさ流石トマト邸!5%


≪口絵≫
ユリカの髪が!!!
サイドテール・・・!
そしてやっぱり髪はうねってるんですね。
↑単に外ハネなのかウェーブなのか分かってなかった
マリアも飛燕のこと認めたっぽい?


【本編】

■歴史ある大国ラフレシア第三帝国■

タナソア王国騎士ロレンツのプライドの高さもさることながら
文明の高さがマリアたちの時代より上なのが気にかかります。
その技術はいずこに。

タナソア王国ですらレベルの高い技術を所持しているんですから、
ギアロゴスとかはあの時代もう戦車に近いモノを持っていてもおかしくないかもしれません。

“恵みと慰めのジブリール”といういかにも聖女な女王が治める国は
なんとなーく豊かで穏やかなイメージでした。
配下の人種が思ったよりバリエーションが多くてびっくりです。

亜人でも積極的に採用するあたり慈愛に満ちた人格がうかがえます。
ロレンツもベタ惚れなわけです。

悪魔が襲来する時代まで残っている魔導王の1人なのですから、実力は相当のものなのでしょうね。
統治位置は今のラフレシアのあたりでしょうか。
結構国も大きそうです。うん、繁栄してそう。

地図で考察した時も思いましたが、他の国は小国が次々できているのに
サンランド無統治国とラフレシア第三帝国はほとんど領地が変わっていないのは凄いですよね。
タナソア聖騎士団がギアロゴス戦で結構壊滅状態になったはずなのに
よくぞ領土を守り切ったと思います。

実力と、“恵みと慰めのジブリール”の人望で国民が頑張ってくれたのでしょうか。


■“七星”とは■

ロレンツの発言で現存する魔導王の統治国の現状が分かりますが、
双生児王ニオ・キオの記述がありませんね。

無限凍土のクローディアパパことアドニス・グリムハーゲンの記述もないので
ロレンツが把握してないだけかもしれませんが、
双生児王ニオ・キオは遊戯戦争で淘汰された可性が高いと思います。
で、その双生児王ニオ・キオに仕えていたのがSIXと。

・・・って本当に?!さらっと衝撃の事実が明らかになりましたよ!!
最後らへん、EMU本部の地下通路での回想シーンで七星が誰か分かった気がします。

1・トマトクン
2・キング・グッダー
3・ジュジ
4・りりぃ
5・ルビー・ブルーム
6・SIX
7・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトー

で確定でしょうね。多分。

前巻で人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーが「世界は嗚呼・・・間違いだらけなんですよ、ぷぷー」
と言ってましたし(※口調こそ大間違い)、
今回もトマトクンが「すべてを取り戻せるかもしれない」と一瞬思ったとか思ってないとか言ってます。
すべて、って何?元の世界??

人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーは仏のことを、
トマトクンだって車な現代ワードを知っていることから
元々は別の世界からきた人物であることが分かります。

なので、七星ではトマトクン・ジュジ・りりぃ・SIX・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーが
現代人である可能性が極めて高いです。
グッダーとルビーは魔術士なので薔薇マリ世界の人っぽいけど。

現代から薔薇マリの世界に行った人は魔術が使えたんでしょうか。
なんとも言えません。レインドゥラス・ヴィシュクラトーが竜になっちゃうくらいだから
絶対無理とは思わないんですが。

なにより重要なのは彼らが何をしたか、です。


七星にはジュジとりりぃ姉弟が入っています。
ジュジとりりぃが訣別したのは
トマトクンが不老不死になっって世界が魔導王時代に突入したあたりです。
と、いうことは2人は一度訣別しましたが、再度手を結んでいるのです。えー。
どうしたんでしょう。りりぃが私情を捨ててまでジュジと一緒にいるなんてよっぽどのことです。

重要なワードとして薔薇マリの世界には“管理者”がいるらしいです。

管理者とは一体。
それこそ、この世界の神々なのでしょうか。
実際神様もソオルやらロシュがいますが・・・。
4巻でジュジは人間は火事場の馬鹿力がないと本来の力が発揮できず、
弱くて、情けなくてちっぽけで哀れな生き物だと七星は知っていると言いました。

管理者の存在に気づいて倒しに行った、とか?それで敗れた?
管理者が今もいるっぽいことを考えれば到底勝てたとは思えません。
タナソア聖騎士団の持っていた技術が今はないことを考えても
その技術は一度管理者によって奪われたと考えるのが妥当な気がしますね。

七星のその後を考えれば死にこそはしてませんが、やってることがバラバラすぎます。

 ・トマトクンは獄の獄に捕えられました。その後ソオルの手を借りて仮の体で復活。

 ・グッダーは城に引きこもって、何かを調節しながらエルデンで人材を育成中

 ・りりぃはアンダーグラウンドを探索中
  (昔は黒髪長髪だったんですね!美人さんっwww)

 ・ジュジは人間のレプリカを使って世界中の要人を手中に収めました。
  現代並みの高度な技術を持っています。
  また初の大規模で計画的なアンダーグラウンドの探索を行い、
  エルデンの街区とアンダーグランドを対応させ、侵入者という呼び名を考えたことから、
  一般人を異世界に狩りに行かせることでいずれ必要となる人材を獲得しようとする魂胆が見えます。

 ・ルヴィーは人造生物づくり

 ・SIXはエルデンを支配しようと奮起

 ・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーは浮世離れ


ジュジとキング・グッダーは手を組んでいると思いきや、
ジュジはグッダーの国を侵略しようとしているし・・・?
4巻でグッダーの言っていた疑似異世界内で調節中のモノが完成したから、
あえて自国を攻め入らせたんでしょうか。

ちょっと過去をチラ見しただけですが七星間でSIX はすごい虐げられてそう(笑)
なんでその中に入っちゃったのw
SIX が不死になった原因である謎の蟲は管理者が管理してる代物のように思うので、
SIXが蟲に飲み込まれた場所こそ管理者に通じる道があったのかもしれませんね。

でも、今考えればSIXは個人の力が今一つなせいで人海作戦をとったりしていました。
上手くいけばどいつもこいつも屑ばかりの国になりつつも性悪説に基くような、
弱い人間が皆でより集まって大きな力を出せる国になったかもしれません。
上手く言えませんが、SIXは力のない人々の立場から世界を変えて行こうとしていたんじゃないか、
と思うわけです。結局、一般人の事を駒のようには見ず、一番人間として気にかけていたのは
SIX だったんじゃないかと。そうだったら皮肉だと思います。

(SIX贔屓?そうかも。まぁ、もう昔の彼は居ないからいいんです。)



■昔、悪魔は何のために侵略してきたのか■

神が管理しているならどうして遊戯戦争の後悪魔が薔薇マリの世界に侵略してきたのでしょうか。
エリオットの手記では地獄帝王によって悪魔界はよく統治されているように思えます。
地獄帝王に従わないものも、同じ悪魔によって蛮族として狩られるのですからその力は絶大です。
悪魔ともあろうものが1人のニンゲンによって支配されているのはなんとなく変な気がします。
もっと殺伐とした世界が合っているイメージ。

地獄帝王が地獄を統治したから次は人間の世界に侵略してきた、とも考えられます。
しかし、ここまで書いてきて思ったのは、神の使いと天使の対になるものとして一般には
悪魔が挙げられますが、どうも悪魔でさえ神の手先な気がします。
地獄帝王が管理者に操られているのかもしれないし、仕えているのかもしれません。謎。

トマトクンによると人間の世界では、遊戯戦争の結果何人かの魔導王が残り膠着状態らしいです。
しかもジュジというイレギュラーな存在のせいで、
本来あるべき文明より高度な文明や技術が栄え出しました。
あくまで妄想ですが、このまま個々のレベルが高まったらいずれ
神にまで魔導王は手を出そうとしたのではないでしょうか。

神たちの狙いとしては遊戯戦争で魔導王同士が殺しあい全滅してくれたら
従来通り自分たちが世界を監視できます。
もしくは遊戯戦争の末に何人かの魔導王同士がずっと牽制し合う世界を目指したかもしれませんが
いずれにせよ、管理者であろう神に目を向けさせてはなりません。

そのため実際遊戯戦争がある程度決着がついたところで、
神は悪魔に世界を侵略させようとしたのかもしれません。

ジュジがSSを作ったのは、管理者に高度な技術が見つからないようにするためなのかもしれません。
文明の利器を使って世界征服を進行させ、
歴史の流れのように見せかけてエルデンの異界への扉を開けさせる。
当然異世界の住人がわんさかでて地上は大混乱になるでしょうから管理者はそちらに気を取られる。
その隙に管理者をどうにかしよう、
的なことがジュジやグッダーの目的だったり??(妄想)

うーん、やはり最終的なBOSSはジュジじゃなくて管理者かなー。


■確かなこと■

何もかもまだ謎だらけですが一つだけ言えることがあります。

それは・・・

1・トマトクン (マイペース)
2・キング・グッダー (キング)
3・ジュジ (シスコン)
4・りりぃ (弟と距離を置きたい)
5・ルビー・ブルーム (自由人)
6・SIX (ならず者)
7・人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトー (高飛車)

七星パーティは協調性皆無だったであろうことです。

なんだ、この個性万博は!!
譲歩って概念がなさそうな人ばっか!
トマトクンがZOOを大事にするわけです。

いやまぁ…世間ではそれをカリスマと言うんでしょうね・・・。

感想⑥ 感想はこのくらいの長さがやっぱり丁度いいですね

大切なものは何か

どうすればそれを守れるのか

守れなかったらどうするか

失ったらどうするか

十文字青先生のあとがき
散文もついにここまできたかと寒心しきりです。
すごいなぁ。
担当はページ余り過ぎたら
何か作品に関することをまとめるなりしてあげたら
読者も作者も喜びそうなのに最後まで何もないのでしょうね。

下手にいじくらないのがささやかな愛なのか。
まぁネタバレされても困るか。

終章にきて今後のテーマらしきものが発表されましたよ!

わーパチパチ!

なんか、なんか、


重たい!!

大切なものは何か、
どうすればそれを守れるのか、ってくらいならフツ―ですけど


守れなかったらどうするか、
失ったらどうするか、
そこまで追求しますかー。

十文字青先生は徹底的にヤルつもりですね。

ということは、何かを守れないのは確定なわけで。

何が打ち砕かれるのか

何が消え去るのか

何が残るのか

最後に残るのは何か

とまで明記されたら、もう、大惨事が起こること確定なわけで。

過去最大もピンチがマリアたちを襲うわけで!!

ちょっと考えただけでも壮大な話になりそうですね。


なんていったって、序盤から世界を巻き込んでます。

1巻で地下迷宮がどうだのこうだのから始まり
今や世界的組織が相手ですよ。

ハニーメリーの生い立ちやエルデンに来るまでの過程で
薔薇マリの世界の技術を親しみやすく解説したのは上手いと思いました。

分かりやすくはなかったですけど。

無駄にキャラが多すぎたり、関係をややこしくさせるのは
最後まで変わらないのでしょう。

どんなに評されようが十文字青スタイルを貫こうとするのは
物書きという職人だなと思います。

新キャラハニーメリーですが、
ZOOではこれまでにいない積極的な性格のキャラクターで個人的に結構好きでした。

ピンプへの求愛が成功しそうな感じなど
マリアと違った要領の良いタイプなんだと思います。

ビジネスパートナーとしてマリアとはすごく相性が良い感じですよね。

そうそう、ピンプに彼女ができるとは思ってませんでした。

これでほとんどパートナーができましたか?

あっ、ルーシー・・・。

・・・ルーシーがこんな女好きなキャラになるとは思わなかったです。
スカートは家ではいてたから、とか苦しいものじゃなくて
女の子が好きすぎて一緒の格好したいです!とかだったら、
まだルーシーは変態だから仕方ない!!ってネタキャラとして
受け入れられたのだけど・・・
どうも中途半端さが抜けません。

だからルーシーはドンマイ。

次卷、■■■■が■■!!

当時の予想は全部外れました。

アジアン関係じゃなかったですねー。

まさかアレの事だったとは。ビックリでした。


本当この作品には驚かされてばかりです。

笑ったりモヤモヤしたり切なくなったり。

スニーカー文庫1の長さを誇るこの物語の終わりに相応しい結末待ってます。

最後に残るのが みんなの大切なものに なりますように。


15巻感想・完

オークリッド首長国陥落



オークリッド首長国っていうのは57部族による連合国家っす。
首都アマツ。首長フラト。
まぁでも有力な部族には一定の自治が認められているんで、国王である首長の権限は決して大きくないっすね。
挙国一致とはほど遠く、各部族は派閥争いに明け暮れているっす。

で、その国が今回のラフレシア軍によって陥落したらしいんっすよ。



オークリッドにはヨナ樹海っていう、ラフレシア第三帝国ーオークリッド国国境地帯に位置して、
夏季の天候は高温多湿の天然の要害があるんすけど、これが70年間ラフレシア第三帝国の侵略を防いできたんすよ。

部族のことがちらっと出てきたんで15巻で出てきた部族をまとめるとこうっす。

ネリ族・・・オトミの出身部族。現在の族長はオトミの実孫であるマット。モロ族とは犬猿の仲。

トク族・・・ネリ族に救援を要請

イナ族、スミ族・・・ラフレシア軍に敗北?

それにオークリッドには「シノビ」という超強い特殊遊撃部隊があったんすけど、シノビが戦ってもダメだったみたいっす。

シノビの初代総代はなんと、我らがオトミさんなんすよ。
現総代はモロ族のナダイって人っす。
そして4人の大頭がいてヨナ樹海の北・北西・南西・南を統括しているっす。
装備は戦闘迷彩服、タンビラ、短刀、短弓、吹き矢筒、各種矢、携帯袋とか割と軽装っす。





オトミさんがいなくなっても何年、何十年もこの教えが守られてきたのが強さの秘訣のかもしれないっすね。
このゲリラ戦もあって、実際70年近く強国ラフレシア軍を退けてきたんすから。

にしても今になって急にラフレシアが強くなったのはなんなんすかね。
本当は20日で国を1つ攻略できるくらい強かったんすか?
おれはまだ本気出してないだけ的な。
見たこともない戦車が攻撃してきたとか噂は色々あるんすけど。

てかラフレシアのいう大侵攻作戦“大津波”って・・・。意味わかんないっす。
うちとしてはオトミさんが早く帰ってきてくれればそれでいいんすけどね!
まじ、店潰れそうなんですけど~オトミさーん!

 

70年ほど前からオークリッド国はラフレシア第三帝国の侵略をよく受けていました。

当時の首長ネツマはオトミに、勝ち目の薄い必要ない前進作戦を命じました。
その上で手の者を使いラフレシア第三帝国に情報を流しました。

案の定オトミはラフレシア軍に捕らえられてしまいました。
捕虜交換にも首長ネツマは応じませんでした。

シノビの創設者で“戦場の女豹”の異名をもつこのオトミの支持者がかなり多かったのと、
反体制派を糾合しうる立場にあったトク族の族長イツナとオトミの父・ネリ族族長のフナツが昵懇だったためです。
オトミの存在が反体制派の旗印になることを首長や後継者は恐れていたのでした。

オトミは部下により救出され以降、反政府組織や革命勢力に荷担し世界中を転職したが、祖国にだけは戻りませんでした。


そして暗黒大陸で連れ合いに出会い、恋に落ち
その後戦場から身を引き、エルデンの片隅に定食屋を開いました。
連れ合いは開店10年もたたないうちに先立たれてしましました。

本当はもう一度祖国を目に焼き付けたかったのですが、愛した男の死で祖国への思いは萎んでしまいました。

しかし最近、ネリ族のヤナギに請われオークリッド国に戻りシノビに復帰しましたとさ。

おしまい。

 

エルデンニュース「ラフレシア軍、サンランド無統治国へ侵略開始」







レニィ「現場の様子はどうですか。」

コロナ「こちら現場のコロナです!

900M先に七十七号境界要塞が見えます。」

897M先には“アーノルディ”が待機し、その左右前方に243人の魔術士がいるようです。
七十七号境界要塞の向こう側に同数の魔術士が待機しているとの情報も入ってきています。」

レニィ「ラフレシア軍はかなりの軍勢を率いてやってきたようですね。
こちらのフリップをご覧ください。

戦力は圧倒的にラフレシア軍の有利です。

しかしサンランド無統治王国も負けてはいません。

サンランド無統治王国の国境警備の図です。」

レニィ「3KM間隔で境界要塞が、50M間隔で監視塔が建設されており塹壕、隧道で結ばれています。
国境に配備されている魔導兵は数万から十万(諸説あり正確な数は不明)と言われており、
24時間休まず境界線を監視しています。
平時境界要塞に多く配置されていると予想されますが、
ある程度の数が塹壕と隧道を絶えず移動しているようです。

どのような条件で防衛行動に移るのかは不明で、
戦闘状態に突入すると国境は完全に閉鎖され、魔導兵の完璧な連携で外敵を壊滅させます。」

トモヨ「はーい。
魔導兵とは魔導核を原動力として自力活動可能兵器だよ。


もっとも各自が自律行動すれば秩序は保たれないからキング・グッダーが操作してるの。
方法は、各魔導兵を細胞化して、十か数十の魔導兵の構成単位化し、構成単位を器官化して運用している。
つまり全魔導兵はグッダーの身体の一部であり、グッダーという脳が指令を出して動いている。
その命令が制御思念波なんだろうねー。


キング・グッダーの出す指令はある程度自動化されていることが予想されてる。じゃないと大変だしね。

なんと、首都エルデンの中心にあるシャイニンググローリーパレス城は
グッダーの制御思念波を増幅させて放射する巨大アンテナの役割も果たしているんだよ。
いくらキング・グッダーといえど単独で古代九頭竜の呪いを維持しながら独力のみで魔導兵団を操るのは困難みたい。

ちなみに、魔導王時代の魔導兵団は大邪竜兵団や蜥蜴人の精鋭部隊“黒き鱗”亜人大同団結軍なんかとの戦いで
ほとんど壊滅していてエルデンの警護にあたっているお馴染みの魔導兵や国境警備の魔導兵、
現存している魔導兵の大半は主力型じゃないんだって。」

レニィ「魔導兵は長い間ラフレシア軍の侵攻を拒んできました。
戦力差はあれど簡単に国境が侵すのは難しいと思われます。」

 

 


コロナ「現場です。

今、皇帝から開始宣言出ました!

486人の魔術士による呪歌斉唱で制御思念波に対する妨害波を送っています。」


 

レニィ「うわ・・・こんだけの人数が一斉に歌うと凄いですね。
よくこれだけ魔術士を集められたものです。
彼らは全員閃光の魔女マチルダの弟子なんですよね?」


トモヨ「んー、呪歌斉唱に参加している魔術士は二流以下だよ。

本来なら使い物にならない木っ端魔術士で価値のないものなんだけど、そんな彼らでも呪歌の歌い手になることで崇拝するお姉さまに貢献してる・・・

って、そんな怖い顔しないでよーレニィくぅん。彼らにとっては望外の幸せなんだよぉ。」

コロナ「“アーノルディ”が前進始めました。
戦車部隊が続き、戦車と戦車の間を騎兵が埋めています。

戦車の搭乗員は大半がモルフォ党の党員と思われます。」

レニィ「モルフォ党といえばグラー大陸で戦車の実戦試用を繰り返していた、との情報があります。どおりで扱いが習熟していますね。」

トモヨ「近年一気に増員して火器や戦車の専門家養成を急ピッチで進めたらしいよ。」


コロナ「機動皇帝部隊の騎兵隊を指揮しているのは
血塗れ皇帝騎士団の団長アロンズ・ニードルスピア
のようです。
リリアン・イヌテロとヘンリー・ブラックモアもいます

“アーノルディ”が897M線を越えました。七十七号境界要塞に動きはありません!
騎兵隊、隊列の先頭に立ちました!
ものすごい歓声です。」

レニィ「魔導兵が動けない。国境が簡単に攻略されるなんて・・・」


トモヨ「えーでもぉそれって・・・」

コロナ「犯人の名前はルピドナという皇帝付きの侍女です。

着替えの途中に毒の塗られたナイフで右脇腹を刺されたようです。

彼女はルナン伯領の近くに故郷があります。
ルナン伯の長男がクリストフ第一皇子の親友とのことで、第一皇子の仇討ちに利用されたと思われます。」



トモヨ「暗示でもかけられたんだろうね。」

レニィ「現場は混乱していないのか?」

コロナ「ええっと・・・はい、大元帥がすぐに犯人とその場にいた侍女たち4人を速やかに始末しました。」

レニィ「でも、皇帝がいないなら侵略は・・・」

トモヨ「それは心配ないみたいだよ。すでに新しい皇帝が動き出してるもん。」

コロナ「はい、姿形そっくりの皇帝オクタヴィアン・ギュスターヴ・ヴィド・ラフレシアが今は車橋に立っています。」

レニィ「どういうことだよ?」

トモヨ「つまり大元帥様は皇帝オクタヴィアン・ギュスターヴ・ヴィド・ラフレシアのスペアーを用意していて、仮に暗殺されても作り置きしてた皇帝と入れ替えればオッケーってこと。噂では皇帝はもう7回くらい殺されているんだって。」



レニィ「なんだよ、それじゃ本物の皇帝オクタヴィアン・ギュスターヴ・ヴィド・ラフレシアは?」

トモヨ「とっくの昔に殺されているんじゃない?分からないけど。」

レニィ「あいつの人形がホンモノに成りすましているってことか。人間をなんだと思っているんだ!」

トモヨ「まぁまぁ本当にヤバイのはこれからだよ。
ここを突破されたらサンランド無統治王国全体が危ない。
魔導兵を攻略されたんだから。お姉さまもいるし、コレかなぁりよろしくないかも。
あ、時間だよー。」

レニィ「そうか、現場が気になりますが時間なのでまた次回!」


参照:Ver2、15巻、ザスニ特集(・・・何号だったかな?雑誌から必要な箇所だけ切り取ったんで具体的な発刊号は忘れました。あれ、アジアンとマリアが過去をダイジェストで振り返っている特集!みなさん、あれだよあれー!←投げ。ちなみに、魔導師兵のイラストはVer2の挿絵では上半身しか乗ってなかったから、下半身と武器はイメージです。脅威大使はもっとでっかくて斧っぽいと思われます。またアロンズ団長も、ザスニ特集のカラー絵から模写してます。団長の装甲の色は7巻の口絵では茶色っぽいんだけど日の下では赤系な気がします。赤の方が偉そうだし。ザスニと7巻で団長の鎧が違うんじゃないかとかドキドキなんですが、もう全部なんちゃってーの精神で行くんでいっちょよろしくお願いします。細かいことは気にしない♪わかちこー!あ!魔導兵は騎士型と半歩兵型がいるらしいけど、人間が入っているらしいのは騎士型なんでしょうかね?わかんなかったので書きませんでした。)

世界地図~魔導王時代~ 


~地獄軍隊に攻められる~
【タナソア王国】

“恵みと慰めのジブリール”が治める大陸西南部にある国。

タナソア聖騎士団が編制されており、
中でも聖騎士ロレンツ、ゲーデ、ヘルメルは“三本槍”と呼ばれていた。
3人とも大邪竜兵団との戦いにて戦死。
イヤホンとマイクで連絡をとり、狩竜長銃で攻撃するなど高い文明を持つ。

【払焼千年王国】
“原子の極大魔術師”キング・グッダーが治める大陸北部西部にある国。
総勢25万人の魔導兵団が編制されている。

【ギアロゴス】
“機関王”マハリク・ゴンドラゴナが治める大陸南東部にある国。
機械化軍47師団を編制していたが大邪竜兵団(地獄の悪魔)により壊滅。
ジュジの技術提供を受けていた。

【バルテッサ】
“鴉大帝”ギュンツァーが治めるミッドランズ中部の雄国。
“鴉大帝”ギュンツァー自身の生み出した人工生物の軍勢を編成した。
ジュジの技術提供を受けていた。


~地獄軍団・地獄帝王と手を結んだ異界生物の軍が出没~
【冬亥】
東の原野の魔導王”天正具象が治める大陸北東部にある国。

【蔓王朝】
レディ・麟霊が治める東部にある国。

【アヌーン帝国】
海を隔てたところにある国。


⇒地上に安全な土地が存在しない

(参照15巻p.7~24)

以下愛人考察

※侵略がどこから始まったのか。【ギアロゴス】が一番に陥落しています。しかし、現在エルデンに大穴があることを考えるとその付近から大陸全土へ拡大したんでしょうか。その割にはグッダーの支配領域が北部、西部なら広いですし、他国である
ギアロゴスへ王自ら遠征する余裕があるのも引っかかります。当時は各地が地獄と繋ぐゲートがあったと考えるのが妥当でしょうか。

※双生児王ニオ・キオあたりも表記が見当たりませんが、彼らは遊戯戦争で淘汰された魔導王なんでしょうか?

※15巻p.7~24において表記がないため大陸北部の【無限凍土】は掲載せず。ロレンツの独白の際、忘れられていたか払焼千年王国に吸収されたか可能性はいくつか考えられるますが、【無限凍土】が現存しているため単に表記さていないだけのものと思われます。

【無限凍土】を入れるとこんな感じ



なお、現在の世界地図を掲載すると・・・


ラフレシア第三帝国はタナソア王国来の大国そうですね。
グッダーのいるサンランドは名称こそ違えど同じ国でしょうし、これら以外の国は小国が増えたようです。