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HN:
愛人3号
性別:
女性
自己紹介:
九州に住むバラマリャー
典型的に大雑把なO型
調子に乗りやすい
あえて薔薇マリ信者ではありたくない

・マリアローズ至上主義。でも、マリアローズとは気が合うか微妙。それでも溺愛。マリアの性別にはこだわらない。
・アジアン甘やかさない主義&苦労人上等主義。彼にはもっと頑張ってもらいたい。原作は勿論看板キャラとしても。
・アジマリなんて認めないんだからね主義。でも、嫌いじゃない…これでも。
・スイーツ☆エンジェルス万歳!
・カップリングは基本公式カプを応援
・悪役好きでも、冷笑って許して~♪
・モリーは最高です。

随時追加予定(予定は未定)
------------***-----------
*『テキトー』に『楽しく』更新

*誤字やあんまりにキチガイ・的外れな感想を書いていたら気軽に指摘してやってください。コメント欄の名前は書かれなくても結構です。あと痛すぎて読んでいられない時も教えて下さったら、訂正なりします。

*基本的には原作媒体をいじっています。ヒット御礼絵でのおとぎ話や裏薔薇はパロディとして薔薇マリキャラで遊ばせってもらっていますが、オリジナルマイ設定で薔薇マリキャラをどうこうするつもりは毛頭ありません。(他サイト様でのパロディを見るのは好きです)

*感想メインです。二次創作のイラストなどは感想の延長で描いています。


*最近は情報整理してから感想を書いているので、更新超遅いです。ご了承ください。

------------***-----------

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16巻 感想①


しょっぱなから虫だか獣だかのオンパレードでゲシュタルト崩壊しそうですが、

冷静に

あくまで冷静に読んでいるとトンでもないことが書いてありました。

なんでも

“世界の終わり”、終端、終焉、終末と名づけられた建物から入り
「黒い太陽が七度寝入るまで」“無限歩廊”を歩き続ければ“終わりの果て”がある。

そこはどうも地獄帝王の御所であり、そこにある扉が希望に繋がる

らしい。

うーん、ちょっとそこは置いといて

虫たちを使役する眼の王の正体から考えていきましょうか。

無数の虫や獣を自在に操ることができ、
瞼の色が蒼白ということは、肌が蒼白で、黒目に赤と金色の瞳・・・


あれ、私この人物に見覚えがある!

ダッドじゃない!!?

これはどう考えても
ルヴィー・ブルームじゃないですかぁー!!

ダッドー、お久しぶりです。元気そうですね。

確かアジアンのお腹にINしたはずですが、まさか体内から?

いやいや、やっぱりアレは本物ではなかったのかもしれませんね。
もしくはジュジの持っている技術を利用すれば、自分のレプリカなんて容易に用意できます。

自分の意思を持ったコピーがすぐに死んだ本体の引継ぎをすれば、
たとえ本物の肉体を失ったとしても全く問題ないですね。

もってけ、ノーベル科学賞。

今考えてみても、
8~10巻ダッドの行動はちょっとアジアン一人をからかうには大掛かりすぎて、かなり意味不明でした。

やっとダッドの目的が見えましたよ。

何かの扉を探していたんですね。

七星たちは一度扉を発見し、何かに失敗。
もう一つ扉があることを知り、ずっと扉を探していたということでしょうか。

前巻でストーカーする奇妙な虫っぽいのをヨグが殺していましたが、アレはダッドが派遣した虫だったのかな。
ジュジがエルデンの状況を知っていたのも虫によるもの?あれはカメラなの??よく分かりません。

虫とありますが、虫の秘めたるパワーには驚かされますね。
SIXのときは虫って・・・虫てwwwwケラケラケラ!と笑ってましたが
テラフォーマーズとか読んでいたら何々虫ってめっちゃ凄いじゃないですか。

モンハナシャコがめっちゃ目が良いなんて知らなかったし!(テラフォ6巻より。薔薇マリ関係ない)

というか虫以外にも動物本来のパワーって凄まじいものなんですね。
合成が得意なダッドにかかれば、
もともとの資質をさらに生かした“虫”がたっくさんいて扉探索をしていたような気がします。

(そもそもダッドの言う虫は私の考えるような虫じゃなくて虫ケラ的なニュアンスかも?)

アジアンが生まれた施設?はそういう探索のための虫を作るところでもあったのでしょうか。
知能ある合成獣を作り続けるうちに、その合成獣が今度は好きに合成をはじめてリクが生まれたイメージなんですけど。


問題は、何の扉を探していて、どんな希望がそこにあるかです。

 

そのへんは人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーの話に関係がありそう。

長年生きた竜は神竜となり、マグニデアの管理者となる―――

マグニデア=無意識層共有集積領域

10巻でベティが戦った舞台ですね。

まさか竜が管理していたなんて、おったまげ。

魔術と竜ってなんでこんなときめくんでしょうね。ファンタジーの代名詞だから?

でも、「有限のリソース」とか現代ワード出てきました。

リソースとは何ぞや。辞書カモン!

リソース 【 resource 】

資源という意味の英単語。目的を達するために役立つ、あるいは必要となる要素。

コンピュータの場合は何らかのソフトウェアやハードウェアを動作させるのに必要な
CPUの処理速度やメモリ容量、ハードディスクの容量など。

システム開発などにおいては、プロジェクトの遂行に必要な人手や資金、設備など。
他に、資料や情報源という意味で使われることが多い。

参照:IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E383AAE382BDE383BCE382B9.html

 

・・・ふーん。

有限な資源をやりくりして維持しましょう、

っていうのと

有限なメモリ容量をやりくりして維持しましょう、

というのじゃ、だいぶ違う気がしますが最近の流れだと後者な気がします。

アニマ(魂)を構成する情報粒子とかエラーとかありますし。

生々流転はリソース管理のためのシステム、と情報粒子が運用されている様子です。

機械的でちょっと・・・という人と
これって輪廻転生あるじゃーんイエーイと思う人に分かれそうですね。

クラニィとルーシーの転生はよう!

人竜様の話では

・人間のために用意された世界なのに、異世界があるのはエラーによるもの
・地獄だけはエラーじゃない可能性があること
・地獄帝王は反逆神であり、上位の管理者であること
・人間世界と地獄の情報量が他の異世界を吸収する形で増加していること
・人間世界の情報粒子が一時的に低下すると地獄の情報粒子が増加すること

が分かりました。

・・・突っ込みどころが多すぎます。

異世界がエラーによって生じたものっていうのは、なんとなくそうだろう と思ってました。
でも地獄はエラーじゃないだとぅ!

そういうシステムを組んだ人間がいるってことですか!
ジュジ?!ジュジなの??!(とりあえず、黒幕はジュジという昨今の流れ)
でもなぁ、彼はりりぃがいれば良いわけだしなぁ。
なんかジュジとトマトクンが最終的に手を結びそうな感じもするんですよね。

別に刺激がほしかった人がいたのかなー???

SIXの話を読むに、
科学と自然の猛威にさらされて人が生存できなくなってきたから
ユートピア計画として薔薇マリの世界に来たみたいな感じですよ。

ひと狩りいこうぜ!的なノリの世界になっちゃったのは
悪意ある人の野望があったんでしょうか。

それって地獄帝王??
地獄帝王って神様だったんですね。

地獄帝王が反逆を起こしたのがいつだったか、すごく気になります。

ていうか、いつもいつもボヤいてますが
神ってなんなの。

B.Bに殺されたりする神もいるので、その力量がさっぱり分かりません。
その気になればトマトクンがすでに2人ヤってますが。

神様=システム開発者?
ならジュジやりりぃたちはいったい何故キャラクターとしているんですか。

うーん謎!

管理者とは何を管理しているんでしょうね。
魂を管理するのは神竜だし。。。。
ああ神竜も“神”なのか。
神様すごい沢山いそう。
うーん。

びっくりしたのが、人間世界と地獄がこんなに相対するものだったことです。

異世界の一部という認識でした。

規模としては人間世界の方が大きいらしいですが、
地獄がまだ未知すぎて今後はどうなるやら。

今巻で人間世界の魂が急激にグランコアに溜まっていってます。
その原因は他ならぬジュジの計画によるものなんですが、
マジで何のために。
バランス的に?人間世界の情報粒子が減ったら地獄の情報粒子が増えるんですよ。
地獄の情報粒子が増えていいことなんてあるのしょうか。
悪魔が力をつけるだけのような気がしますが。

ジュジはグランコアに魂を溜めてどうにかしたいのか。
それとも地獄への情報粒子を増加させて悪魔に何かさせたいのか。


ジュジ・グッダー・ルヴィーは目的が同じっぽいような感じです。

ルヴィーが上手いごと扉を発見したからいいものの
ジュジは扉が見つからなかったらどうしようとしていたんでしょうね。

あー。時系列が書いてないんで今巻の序章のexplores(探検家)は
ジュジが一連の行動を起こす前だったとも考えられますね。

扉を発見し、ラフレシア第三帝国が攻めてきたという口上のもと、
エルデンを浮遊させ「古代九頭竜の呪い」を解除させた。
当然地上には異世界の住人たちがわんさか出てくる。
さらに人間は死に魂はグランコアへ一直線。
地獄の情報粒子激増。

単純に考えて地獄帝王を御所から引きずり出したいのか。

ジュジのラフレシア第三帝国による世界侵略という大義名分
グッダーのラフレシア第三帝国の脅威からエルデンを守るという名目

結果、しかたなく「古代九頭竜の呪い」を解除してしまい世界は混乱していく。

という茶番(シナリオ)。


混乱した世界で
ジュジたちは管理者の目を欺き、
扉に向けて行動を起こそうとしているのではないかと思います。

肝心の扉なんですが、なにやら印がある模様。

印、だってー!

なんだかやっと物語に無くてはならない存在になった気がしてきましたよ、マリアローズ!

マリアの目と扉の模様が合致していたら胸アツ。

マリアは扉を開ける鍵としての大役があったら面白いですね。

よかった、よかった!

そう考えたら、
ルヴィーがアジアンを茶化しにきたのには大方の予想どおり意味があったのではないでしょうか。

扉がもう一つあったんだ、とルヴィーが言っていることから
以前も七星は扉を発見したのでしょうが、
その際 鍵はどうしたんでしょう。

そのときもマリアのような子がいたのでしょうか?
管理者やシステムに阻まれたのも敗因の一つかもしれませんが
鍵を前回守れなかったから扉を開放できなかった可能性も考えられます。

ルヴィーはアジアンの力を解放しに来たのかもしれません。
いずれ来るときに備えて。

それはマリアを、鍵を 守るために強くなること。

8巻のラストではアジアンは昼飯時ではなくマリアローズをとりました。
それが彼の本能なのだろうと思います。

Ver.0での出会いで運命を感じたとあったのは
彼が鍵であるマリアを守る宿命を感じ取ったのではないかと。

もしそうなら姫を守る騎士みたいでかっこいい(笑)

 

戦いが激化しそうで
早速ルーシーが退場するという波乱に満ちたラストでしたが
輪廻転生があることが分かったので
死んだキャラにもおそらくまた会えると思います。

だから、ジュジも死という固定観念に囚われていないのだと考えてます。
じゃないと、ジュジのやっていることは普通の人間をないがしろにしすぎています。
本当、自分勝手としか言えません。

クラニィなど
思い入れがあるキャラの生き返った先が
なるべくなら人間だといいなぁ。

逆にルーシーはモンスターでもおいしいと思います。キャラ的に。


人竜レインドゥラス・ヴィシュクラトーの最後の台詞
「悪魔の子」は誰を指すんでしょうね。

直後にファッルカーが似たようなことを言ったので彼関係かなとも思いましたが、
神霊ジャニス・イデルと悪魔大公アーマンの息子さんっぽい?

両性のヨヴィ・イデルを瀕死にすることによって地獄の口を広げたのは
どういう理論かさっぱりです。

でもそういった あいまいなバグのような存在が世界に歪みを生じさせられるとしたら。

仮に無性っぽいマリアが
本当に扉を開けれる鍵であったならば

マリアの正体とはいったい?

悪魔の子とはいったい・・・

16巻 感想②


なんちゃってあらすじ

900年の歴史を誇るサンランド無統治王国首都エルデン。

そこに住む人々の隣国ラフレシア帝国の猛攻におびえる姿に密着します。

エルデン24時。


麻生美代子「豆助―。避難ですよ~」


リルコのドSぶりに泣く。

この終焉の女王っぷり、
番外編でならお遊びで済まされたものを、
本編でもいかんなく発揮したことでリルコの趣味が白日の下に晒されることになりました。

魔術士は永久の命を求めて魔術を極めていくのに、
リルコときたらその真逆を突き進んでますね。

傾国の美女とはよく聞くけれど力で一国を捻じ伏せる美女がいるなんて。
天才と失恋の化学反応・・・ただただ怖いです。

そんなリルコとサフィニアの対戦はまたありそうな予感。


そして、ついにZOOが誇る最凶魔術士サフィニアの正念場がやってきましたね。
“トマトクンと既成事実作る”

・・・ああ、サフィニア・・・

トマトクンにちょっと触られただけで
真っ赤になっていたピュアッピュアなサフィニアが・・・
耳年増によって汚されていく気がする・・・←失礼

でもハニーメリーとトマトクンがチュー(人工呼吸)したと聞けば
いてもたってもいられなかったかもしれませんね!

もう、サフィニアってば負けず嫌いなんだからぁ★

冗談はここまでにして
ここにきてサフィニアが動き出すと
もう何かしらのフラグでしかないと思ってしまいます。

トマトクン、ヤバい。

もう何を言っているのか理解不能。
身体も限界なのだろうけど、それ以上に精神が弱りきっていてヤバい。

1914/06/28 1939/09/01 2001/09/11 2052/10/09
数字の羅列、最後は分かりませんがこれって

1914/06/28 第一次世界大戦勃発 サラエボ事件
1939/09/01 第二次世界大戦勃発
2001/09/11 アメリカ同時多発テロ事件
2052/10/09 ?

ですよね。
ちょっと自信なかったんですけど当たってました。良かった。

…今まで私たちの世界に似たような世界がトマトクン達の元の世界だと思ってましたが
まんまこっちの史実を持った世界が関係しているんですね。

2052/10/09はさしずめ核戦争か何かでしょうか。

数字にこだわる人って誰でしょうね。
トマトクン、SIX、、ヴィシュクラトー、ジュジ、りりぃ・・・
ヴィシュクラトー、ジュジ、りりぃあたり?
でもあの羅列のどこが逆か分からないのですが・・・
書かれてた場所か位置がおかしかったのでしょうか。

15巻のあの状況から皆を運んできたのは流石です。
トマトクンの言葉の端々からZOOへの愛情を感じ取れます。
やっぱり、園長。
誰よりもZOOを理解しているのは彼だったんですね。
客観的かつ的確にメンバーを見れているのは、これまでの長い長い人生経験からか。
気が遠くなるような時間を生きて、
やっと心を許せる仲間と出会えたのは彼にとって奇跡だったのかもしれません。

たまたま出会ったのが
ピンパーネルであり
トワニングであり
ジョーカーであり
クローディアであり
ロム・フォウであり
きゅーであり
ユリカであり
サフィニアであり
カタリであり
マリアローズであり
ルーシーであり
ハニーメリーであったわけで。

なんちゅう運命。

SIXとの会話を聞くに
マリアの正体を知っているから側に置いているわけじゃなくて、
側に置いたのがたまたまマリアだったとかね、運命を感じずにいられません。

一巻でもマリア達が落下した時珍しく取り乱してましたが
その時の心情も気になりますね。

あの頃はどう感じていたんでしょう。

マリアは身体の構造的に蘇生ができるか謎なので、
1巻を読だ時は仲間というより
マリアが死ぬってことがヤバいと思った可能性もあるなって
思ってたんですが・・・

仲間の死について改めて考えさせられたのは
恐らくジェードリ編だったと思うんですが
もっと前から仲間の死には敏感だったんでしょうか。

彼を慕う人が沢山いても自分よりも確実に先に死ぬって分かっているのは辛そう。
そういう感覚っていつしか麻痺していきそうですけど。
トマトクンにとって身近な人の“死”はいつだって恐ろしいものだったんでしょうか。

混濁した意識をおそらくはジュジの言葉攻めがさらに精神をえぐります。
ほんと、ペンは剣より強しとはよく言ったもので。
ジュジに口で敵うなんて誰がいるでしょうね。ヨグ系・・・?
あの「~ですよ」口調、
「よ」攻めには思わず返す言葉も窮します。
そんな畳みかけんといて!

トマトクンとリルコは破壊の本質が似ていて寄り添えない
って結構深いものです。
そういう期待もあって側にいたけどやはり分かりあえなかったのでしょうか。

似たもの同士だから分かりあえることもある、とも思うんですけど。

そりゃあ破壊神が2人もいたら確かに周り困りますけどね!

考えてみればジョーカー達と同居していたころは
ピンプすごく苦労してそうですよね。
今のZOOでピンプに貫録を感じるのは
あの大変な時代を経たからこそなのかもしれませんよ。

ピンプも痛々しいし、
ハニーも死にかけたしZOOはかなりの痛手を受けました。

も~う、どうすればいいんだ!
なんとかしてドラヱ○ーん!!

仕方ないなあ、
そんなときはココ、ア~サライム~(てれてってっててー)

我らが女神・モリーが最新の技術で皆を治療してくれました。


モリー先生、本当にありがとうございます!!!

先生のお陰で助かりました!

可愛い彼女もできました!(BYカタリ)

っていうか私を雇ってください!(BYユリカ)

 

もう皆モリーにひれ伏せばいいと思うの。

アサイラムの技術の高さに己を恥じるユリカが新鮮でした。
未熟さに嘆くのはマリアやルーシーの特権みたいに思ってましたけど違いました。

そうですよね、そう言われてみれば確かに
一瞬で全回復できるくらいの治癒レベルだったらまた違う展開が見れたかも。
実際の医療現場も日々進化していますしね。
アサイラムがあるから、モリーがいるから何かあっても大丈夫だろう
そういう安心感があったからそこまで考えてなかったのかもしれません。

なかなかユリカの欠点を指摘する人がいなくて盲点でした。

トマトクンだってレベルMAXだろうし
ユリカ以上のレベルの人ってこれ以上強くはならない、と思い込んでいました。

サフィニアだけはベティたちがいたので
もっと高みを目指すのだろうと思ってたんですけども。

改めて思えば、トマトクンは本当の体だと更に強くなるんですよね。
上限があると思いきやまだまだ伸びしろはあったんですねぇ。

トマトクンがソオルの提案に乗らなかったのも
彼への不信感以上に、
仮の体の限界が分かってしまってこれからの戦いが難しいと感じたからかも知れないです。

あのトマトクンに煙たがれるなんて一体何をソオルはしたのか・・・。
ちょっと気になります。
想い人に会いたいとか、可愛らしい神様みたいですけど?

ここ最近恋の発展も多々見られてニヤニヤします。
中には吊り橋効果か?と疑うものもあるけれど、

飛燕とユリカは、もう結婚なさいな!
もうちゅっちゅ ちゅっちゅして~
式場が来いとは正にこのことですよ。

恋人といるときは子犬のようでも、締めるときはしっかり締める。
飛燕の男前度の上がり方が尋常じゃないです。
これは良い男になりましたね。
あとは口調が大人っぽくなればマリアですら短所が見当たらないかもしれない。
・・・なんで荊王とこんなに差がついたのでしょうね・・・。ボソッ
猫型ロボットの『仕方ないなあ』と言わんばかりの哀れみに満ちた八の字の目が見えます。
ドラちゃん、次巻あたりでいいからどうにかして!

まぁ、荊王の場合は相手が悪すぎるんでるけどね。
アジアンのアサイラムに足を踏み入れる日がとうとう来ましたか。
なんでモリー&リーチェに遭遇しなかったか、
ちょっと残念でなりません。
彼女らを味方に付ければどれだけ状況が好転するかも分からないのに・・・。

瀕死に陥ったマリアのことを聞きつけたアジアンの反応、見たかったですね(笑)
3巻の見舞いに来た時に比べて幾分余裕があった気がしました。
きゅーが上手いごと戦いを持ちかけたからああいう結果になったのか。
いなかったら今回こそはチュー位しにきたのか。

まったく彼のヘタレっぷり、どうにかしてください。

どこもかしこもラブフラグ回収に余念がないのに
しょっぱなから立っているフラグがちょっとしか動かないって、何!?

男は度胸、女は愛嬌っていうでしょ!

サフィニアにさえ出し抜かれてますよ!!
ハニーメリーなんて人前でセックス交渉しましたからね!
いい加減度胸見せてくださいな!ばん!ばん!


と、いう電波を受信しました。
ユーラシア方面から。

 

リルコの脅威が去ったかと思いきや
今度はエルデンがラフレシア帝国の脅威にさらされます。

じわじわと情報が広がり人々が逃げ惑う姿。
パニック映画を見ているかのようなざわざわした気持ちになりました。
敵の姿が見えないからこそ恐ろしい。
不安に掻き立てられる人々の描写、素晴らしいです。

今まで、特に11巻以降は打ち切りの危機もあってでしょうが
『個性的なキャラクター』を狙ってキャラ付けしているっぽいんだけど
どうにも演出やキャラ付けが空回りしている印象を受けてきました。

キャラが多い分どうしても仕方ないのもあります。
でもやっとここにきてピースがハマってきた感じがしました。

こういうことがしたかったのか、と
十文字青先生の意図が若干分かった気がします。

いかにZOOといえど多勢に無勢。
エルデンからの脱出を図った選択は無難でリアルだと思いました。

逆に、ファニー・フランクがエルデン自由軍を立ち上げるなんて
想像だにしてませんでした。
彼は作品1の出世頭ですね。

勿論彼一人ではどうしようもなく
ジャン・スタンバックに拾ってもらったお陰で組織として成り立っているとしても

彼のステータスは金運と幸運のパラメーターが飛び抜けて良さそう(笑)
彼の運を少しでいいからサフィニアに分けてあげてくれませんかね。


そしてここにきて、ようやく秩序の番人の尊さが分かりました。

彼らの初登場時はなんだか自意識過剰ッぷりに引いたんですが、
“正義”ではなく“義”として秩序を守ろうとしたこと
最低限のルールを街に守らせる一種の法のような役割を彼らは果たしていたのだ、と
感じ入りました。

災害時の自衛隊カッケー的な。

当たり前すぎて、
その凄さを理解していなかったです。

こんな未曽有の危機の時に彼らほど頼りになる存在っていなかったのです。

心を込めて言います。

秩序の番人、かっこいい!!

羅叉 イキイキしてる!
ヨハン 頼もしすぎる!
琺瑠  美しすぎる!
リンデ 凛々しすぎる!
グレヒャ イかれてる!

ギフカくん→ オ―人事!!

16巻 感想③

薔薇マリを読んでいると、哲学をしているような気分になります。

別に気にしなければソコまでなんですが
例えば「愛」について。

メールやら伝達ツールが沢山ある現代においては
告白さえもコピペでイけます。

でもそういう文明の利器がなくて
身体と言葉で愛情表現をするのって結構気持ちが高まらないとイケないものです。

マリアローズは、気づいているんですよね。

とっくの昔に。

答えは何時だって心の中にあったけど
大事に大事にし過ぎて鍵までかけて見ないようにしていた
彼への愛情が。

「もうどうしようもない」というのが胸にキます。

“どうしていいのかわからない“のではなく
「どうしようもない」。

アジアンと恋人になるのは無理らしいのですが
その理由を早く教えてもらいたいものです。
(最新19巻では明らかになりましたか?)

そしてここにきての怒涛のマリ→アジ発言が飛び出して
私の目玉も関東くらいまで飛び出すかと思いました。
(最新19巻が欲しいので関東辺りに行きたいものです)

衝撃の告白!!

「僕はね、受け入れてもらいたかったんだ。

きみに受け入れてもらいたかったんだよ。

もしかしたら、誰よりも、きみに。」

なんだってー!!
珍しく略さず引用しちゃいましたが
なんです、このツイッターで回ってきそうなドリーミーなポエムはっ。

乙女系マリアローズここに極まり。

何か地震でも来たかのように
グラグラして感じるんですが、気のせいでしょうか。

これが言葉の魔法・・・?
3次元にまで影響出過ぎじゃない?
前後不覚ぎみなんですが、ちょっと丁寧に読み進めていきましょう。
文がごちゃっとして頭に入らないので。文のせいにする、まる

僕のことを受け止めてほしい

無理だろう

怖い

受け止めてくれる可能性が0ではない

保証がない

怖い

期待してしまう

怖い

(アジアンor可能性?を)信じる?信じれない?

怖い

ちょっと!!

うちの(マリアローズファン)マリアを
こんなに怖がらせるなんてどういうことなの!!?

本気で抱きしめるなりなんなり行動しないアジアンにもうプンプンですよ。
さとう玉緒の握りコブシからも血が滴り落ちるってもんですよ。

なんとかなるさ、としなやかに生きている人も多いのに
マリアのこの慎重さが真っすぐ伸びる木のようでボッキリ折れそうで
そっちも怖いです。

たいていのキャラは
このキャラは○○さえあれば大丈夫。
と思えるのだけど
マリアだけは不安定要素が多くてついつい心配してしまいますよ。


アジアンも日頃から気にかけていて
マリアのことはどのキャラよりも分かっているつもりだと思うんですが

観察眼の優れたマリアのこと、
同じくらいアジアンのことを見てきたのだなぁと感じ入りました。

だって、

ねぇ?

アジアンが昼飯時から大事に、大事にされているの
マリア視点でよく分からなかったもの。

だって、マリアと昼飯時そんな絡んでいないんだもの。

需要超あったんだろうけど
エピソードとしてあそこら辺絡んでくれなかったもの!

各々の視点の話でちょこちょこ出てはきたけど
ZOOと昼飯時全体が絡まなかったから
(10巻は最後らへんと一部メンバーしか交流なかった。物足りない)

あ、マリアさんは昼飯時でのアジアンのポジション知ってたんだへー
くらいにしか思わなかったです。

1巻くらい秩序の番人と同じくらいガッツリ絡んで欲しかったなぁ~~~。
肝心な場面なのに、若干台詞に違和感がありました。

だからこそ!!!
だからこそ!!!

そんなにガッツリ交流なかったのに
アジアンが昼飯時からすごく大事にされているのに気づいてたマリアが凄いと思ったんです。

自分がZOOを大事にしているように
アジアンが昼飯時を大事にしていることがマリアにとっては大切だったのだと。

アジアンが昼飯時を大事にしていて
昼飯時からも大事にされていて
この素晴らしさがよく分かるマリアだからこそ

昼飯時が羨ましく思えたのではないでしょうか。

愛情をいっぱい受けて、それを返せる昼飯時。

もしも自分がその立場に立てたら・・・?
文章では出てきませんが聡いマリアは色んな可能性を考えて考えて
でもどのケースも無理だと判断してしまったとしたら
虚しさと悲しさを背負うマリアを抱きしめてあげたくなります。

マリアは与えたがるけど、与えられるのは苦手
と評したのはユリカです。

その通りです。

結局、マリアは相手の幸せを願っているんですよね。
普段めっちゃ口悪いですけど。
夢でマリアを選択したからと言って
今のアジアンにとって、マリアをさらっていけないほど昼飯時は大事な存在です。

天秤にかけられるくらいです。

だったら、

天秤にかけられるくらい同じくらいの極限愛があるなら

確実に愛情を返して幸せにしてくれる昼飯時の方を選んだほうがいいと
マリアは判断したのかもしれません。

・・・9割がた愛人の妄想なんですけど
考えすぎるのも良くないですね。

「元気で」って

あれだけしゃべるマリアが、
言葉少なく相手を想いやるのが
良い子すぎて切ない。

本当、私の代わりに抱きしめてあげてよアジアン。
読者は2次元には行けないんだから。


でも今のアジアンがあるのは昼飯時あってのこと。
そう簡単に恋愛体質だけで構成されているわけではないのは重々承知です。

もしも昼飯時がベティやリキエルクラスの力のあるものばかりで構成されていたら
アジアンはマリアを選んでいたかもしれません。

自分なしでも生きてはいけそうだから。

でもそれこそボグダグみたいな力の弱い者がいるから昼飯時を放っておけないんですよね。

8巻でもボグダグたちが虐げられていて
どれをどうにかしたいからアジアンが立ちあがった節がありました。

ボグダグたちはお荷物ではなくて
アジアンの力にもなっていたと思うんです。

ボグダグ視点って意外でしたが、
アジアンの昼飯時にいる意味を教えてくれた気がします。

ボグダグは挿絵がなくて良かったと思える例な気がします。
文章のボグダグめっちゃ保護者してて可愛らしいイメージを壊されたくないというか(笑)

意外と言えば
ダリエロが割とストレートにベティにアタックしててニヤニヤしました。

SIXとダリエロの違いってこういうところなんでしょうね。
信じれるものがダリエロには沢山沢山あるように思えます。
クラニィ達と出会っていなかったらSIX路線だったろうに、面白い。

乙女~なベティさん、やばい。
可愛すぎる。クルオも口説きたくなりますね。
身体をいじって生殖機能がもうないとか、ビックリ。
ということはトモヨもサフィニアも?
サフィニアも見た目以上に腕力あるみたいだし
魔術を極めるならそうなのかもしれません。

皆の子供かー、
純粋に見てみたいですね。

クラニィの子供の成長が微笑ましすぎます。
かわいー!
クラニィが天国で嬉し泣きしてそう。
ダリエロが可愛がってくれているなんて・・・
ダリエロの幼少期が気になったり。
彼を愛してくれた人がいるからそういう部分は曲がってないのだろうなと思ったり。

でもアレですよ。
この子供可愛がるエピソード・・・

死亡フラグにしか思えないのだけど
大丈夫かな~?

※ダリエロ

19巻 明日発売、気になりまくります。

16巻 感想④

まったく

魔術士大戦ヤバい。

なにこれー 

驚きを隠せない

ことも無いけど

驚きをチラ見せしちゃう感じで
本を何度もチラ見しましたよ。

 

とにかく終章らしくビッグゲストばっかり来るもんで
目が一つでは追いつきません。

え え
何なにオールスター感謝祭なの??

スター(キャラ)が輝きまくってて眩しすぎる~!


あまりに規模が大きすぎてポカーンですよ。

思わず
海老反りで星空を仰ぎ見るってもんです。

おお、
なんと宇宙は広いのか。

なんと
人間は小さき生き物なのか。

 

宇宙で一番大きい天体は
「おおいぬ座VY」という恒星なのだとか。

直径は太陽の2000倍
地球と比較すると20万倍
おおっ+

地球の直径が1cm四方だとすれば、20万倍ということは2kmということ。

以下、この星を一周するのにかかる時間を引用。

・1秒に地球を7周半回れる光で8時間以上
・アポロ宇宙船(秒速10km)で約29年
・ジェット旅客機(時速800km)で約1305年
・新幹線のぞみ(時速300km)で約3492年
・さらに不眠不休で歩き続けた場合(時速6km)で約17万4600年

 

ぬっわああああああああ

でかい


でかい!!!!!!


・・・てことはですよ。

アチラに
ヒトの20万倍サイズの
人類的な生き物がいる可能性だってありますよね。
(※テラフォ脳)

 

人間の身長を170cmと仮定すると

20万倍だと身長340キロだそうです。


横に寝たら頭のてっぺんは屋久島あたりですって。


愛人3号
身長157センチ。

157×200,000÷100=3,140,000m

314km!!!!!!!!

あたしアッチでは身長314キロメートル。


愛人3号
ダイエット途中のヒト目ヒト科メス

45キログラム(予定)×200,000=9,000,000キロ

9,000トン!!! (予定)

どのくらい

それってどのくらい?

1円玉

9,000,000,000枚!!!!!

1キロは1,000グラム!!!!

タウリンせんみりぐらむ配合!!!!

 

せんみりぐらむ
って

どのくらい??!


はあはあはあはあはあはあ

 

( ´‐`)・・・はあ

 

 

 

20万倍。

ゴキブリ
大きいので体長5センチ

 

 


10キロ!!!!!

ゴキブリ10キロメーター!!!!


もう もはや怖くもなんともない!!
っていうか

10キロもあったらゴキブリの上に住めるし!!!

タクシーで移動してもワンメーターどころか!!!って感じやし!!

蚊(体長1センチ)とか
2km!

ダニ(体長1mm)
とか
200m!!

こっちの方が怖ーい

 

本日未明愛人3号さん(24歳自称サーファー)が
ダニに刺されて病院に搬送されましたが
まもなく死亡が確認されました

 

 

 

( ´‐`)・・・はあ

 

 

その星は一周して同じ地点に帰ってきたら
飛行機で1300年かかるそうな!!


西暦715年に出て、今年ついたってことです。

奈良時代に出て、今年ついた
ってさ!!!

 


しょーむてんのーーーーーー!!!!!

 


お元気ですか?
私は元気です。

田んぼとお墓に囲まれて
のうのうと生きています。


そちらの様子はどうですか
みんなは元気ですか?

そちらは
仏教というヤツが流行っているそうですね。

それは美味しいんですか?

ちょっと興味があります。

天皇も激ハマりしてはるそうですね。

こちらの時代では
そういう激ハマリするようなものを見つけた時
「マジヤバーイ」というそうです。

外国モノ(特に唐や朝鮮)にもハマっているそうですね。

酥(ソ)とかいうチーズっぽいのも食べているそうですね。

美味しいんですか?マジヤバイですか?

それではお体にはくれぐれも気をつけて。

追伸
ひざが痛くなったら、同包したコウジュンのんでくださいね。
 

的な。

 

 

 

ハッ!!!!(←戻ってきた)

 


よし、なんか良く分かんないけど
とにかく凄いですね!(小並)

マチルダが出てきただけでも絶望感が激しいのに
B・Bまで出てくるなんてマジヤバーイ。

でもここで終わるエルデンじゃあないです。

まさかの
サフィニア・ベティ・トモヨの健闘
踊り羊・モーグ・エヴァンジェリンの参戦
りりぃの登場

贄の園の住人キモ過ぎるぜ!
でも全部の戦いが熱い、熱すぎるぜ!!

これだけ派手に暴れているのに
意外と南門付近だけしか被害が出ていないあたり
エルデンという都市の巨大さが窺えます。

秩序の番人にしてもとにかく皆力の限り頑張ってます。
こんなに余裕のないキャラたちを見たのは初めてかも?
ってくらい追い詰められて限界以上の力を出し始めました。


シブヤもなんか改心したようで・・・
寂しいですけどSIXはもういないんですね。
せいぜい死ぬまで()リーチェを守るがいいです。

皆守りたいものがあるからここまで頑張れるんですよね。

これが人間の力なのか!
マジヤバイ!!

けれども現実は残酷で。
当人たちがどんなに頑張っても変えられない運命の決定はあるわけで。

エルデン浮上。
キング・グッダーは一体どうしたのか。
勝てないと思って逃げたのか。
ボケちゃって呪いとかうっかり解除したのか。
いい加減玉座に座りすぎて痔に耐えられなくなったのか。
トイレ我慢できなくなったのか。

いやーもうワーカンナイナー!!

まぁ確かなのは
お陰様で地上が化け物だらけになっちゃったってことです。

マリアとモリ―&リーチェ
ユリカと飛燕は引き離されるわ。

ユリカとカタリに至っては片腕チョンパされるし
おねーさまったらお転BBAなんだからぁー
弟子とその友人におイタが過ぎますわぁー

でも腕チョンパで済んだだけまだ2人がマシだと思えるなんて…

まさかルーシーがレギュラーで一番に戦力外通知を受けるとは…

なんで

なんでなん

なんでルーシー死んでしまったん…

出てきたときはわーこれはキャラを持て余しそう!!(失礼MAX)
と思ったものの
なんちゃって4コマを妄想するにあたっては
意外とキャラとして動かしやすかった彼。

イジられキャラとして愛着すら湧いていたのに
とても、残念です。

失って初めて分かる彼の大切さ。

彼の元気はいつだって場を明るくしてくれました。

彼のおバカさんはピンプの知能を上げてくれました。

彼の体力はZOOの大切な戦力でした。

おそらく彼のスカートひらりだって
周りの見知らぬ侵入者の士気を上げてくれたことでしょう。

ルーシー
ご冥福を祈ります。

まっ☆
とっとと 生まれ変わっちゃいなYO~

ハハハ


( ´‐`)・・・はあ 
そういう星は好きじゃないから早く生まれ変わっちゃいなよ

16巻 感想⑤

終章、序盤の終わり。
問・■■■■が■■する(前巻あとがき)
の答えは
エルデン が 浮遊 する
みたいな感じでF.A?
あんまりびっくりして
体をくの字にして数センチ浮かびましたとも。(古典的漫画表現)

な、なんだってー!!
ここにきてのスケールアップに脱帽です。

今までは
やれSIXだの
やれ蜥蜴だの
明確な敵を倒せば良かったものの
今巻での敵は、破竹の勢いのラフレシア帝国軍です。

規模が大きすぎます。

血濡れ騎士団の時みたいにトップがしゃしゃり出てくれたらまだわかりやすかったのですが、
敵軍本体は登場せず、その迫り来る恐怖と戦っています。

結果、
ラフレシア帝国軍よりも
さらに恐ろしいもの達が解放され混乱極まります。

まさか眼前の敵を倒す前にさらに厄介な敵が出現するとは。

確かにトマトクンやアジアンが安定して強すぎて、
釣り合う敵がどれだけいるのかしらとは思ってました。
でも、呪いが解けてアンダーグラウンドの異世界生物が全部出てきちゃうとは!!
蜥蜴四兄弟でキャーキャー言ってた時代が懐かしいです。

なんだかんだで
「エンデン」はこの世界で
もっとも自由で、聖域だったのではないでしょうか。

行き場を無くした者は皆、
非力なマリア、ルーシーからピンプ、トマトクンなど実力者まで
まるで吸い寄せられるかのようにエルデンへやって来ました。

どんな人でも拒まない土地のありがたさ。
治外法権エリアの賜物でしょうが、
かの地が築き上げた功績は
ファッションにおいても、
医術においても、
魔術においても、
とにかくあらゆる分野で群を抜いて発達してきたはず。
(そう考えると、私たちの力というのは
知らず知らずの内に倫理観などで抑制されているのでしょうね)

リミッター解除された世界で人はどれだけ進化できるか、
四巻あたりでジュジの言った台詞が思い出されます。

当時は及第点だったとしても、
エルデン市民の底力で光を放つようになった原石がちらほら出てきました。

社会のはみ出しものをうまいごと拾いあげて生かす街エルデンは
多少異論はあるでしょうが、『楽園』に違いありませんでした。

エルデンが持つ技術力、地下に眠る絶大な力
いずれも考えてみれば
本当は他国には喉から手が出るくらい欲しかったものではなかったのでしょうか。

魔導王時代から領土がほぼ変わっていない事実からも分かるように、
偉大な力の持ち主キング・グッダーが治めるからこそ
他国から干渉を受けず自由を謳歌できました。

ところが、
ところがです。

その『楽園』はもう地上に存在しません。
どこに行こうか迷ったらとりあえずココ、という拠り所はもはやありません。
この事実がどういう意味を持つのか。

安全な地はなくなりました。
来るもの拒まず去るもの追わずだったエルデンは
今や誰も寄せ付けない空中楼閣へと変貌しました。

今巻を読んでいてやたら人が慌てふためいて、
半狂乱になりながら逃げようとする姿が印象的でした。

平和ボケした私はぼんやり思ったものです。
そんなに焦っても仕方ないのに、と。ましてや自殺なんてしょうもない、と。
実際軍が迫っていると聞けばこんなリアルな状況なのだろうなぁーとは
勿論思ったのですが、イマイチぴんと来なくて。

でもまぁ

法に縛られない代わりに、
守ってももらえない。

そこが治外法権エリアのデメリットでもあります。

他の国ではそれこそ、
軍が動いて国民を守るのでしょうが
サンランド無統治国の最低限のセキュリティーが突破されたら国民を待ち受けるのは、、、絶望。

戦争慣れしてませんから余計怖かったはず。

エルデンの場合、
市民の大半は悪徳再生だの大きな組織が
幅をきかせだしたら、
割とすんなり従っちゃうイメージがあります。長いものには巻かれる主義っていうか?

エルデンの人口は謎だとしても
秩序の番人200人いかないくらいで
そこそこ秩序を保てるんですからねぇ。。。

今考えたら秩序の番人はよくその人数で回ってたなぁと思っちゃいます。
もっと多くても良かったような。
でもあんまり多いと悪徳再生戦の時に必死で戦っているイメージが薄れちゃいますか、そうですな。

でも、

あくまでも市民が比較的大人しく従うのは
従っていれば自分に被害がない場合であって。

怒涛の勢いでカリオサークを制圧して、
略奪もせずエルデンにやってくるラフレシア帝国軍は意味不明なわけで。。

そんな気狂い集団が突然やってきて、
自分の身が守れるのかっていうと予測不可能なわけで。。。


結局この人達に帰るところはないんですよね。

あそこもダメだった
ここもだめだった
やっとエルデンでなんとか生きていけそうだ

全員ではないでしょうが
エルデンだからこそ生きていけた人が
街から脱出するのは
想像を遥かに越えて酷なことだったのかもしれません。

そりゃ死ぬことを選択する人が多発してもおかしくないですね、、、。


呪いが解放されて
今後地上はラフレシア帝国どころではなく、異世界生物に怯えることになります。

一匹一匹なら怖くなくても、
まとめて来られるといくら実力者でもきつい。

「前兆の時代」に戻っただけ
とも言えるんですけど、、、

その時は魔術を持って沈静化していましたが、今回はどうなることやら。

マチルダ門下生も
その他有名魔術師も沢山出てきて
実力は確かなんですが

魔導王たちのレベルか?と聞かれたら
うーん???どうでしょう。

しかし、そもそも魔導王ってのがなぁ。
グッター凄いけど戦力的にどうなんだっていうと、
今回魔導兵無効化されたりエルデン浮遊させたりしてイマイチ測れないです。

そりゃ本人めちゃ強いんでしょうが、、、。

あの時代の魔導王ってジュジの技術提供のせいで、
魔術っぽく見えるけど実は科学だったんだてへぺろ!疑惑の魔導王がいたり、
みんな自分の手を汚さない代理戦争の印象が強くて純粋な魔術力がよくわかりません。

あれかしら、魔術も日々進化してるというか
流行り廃りがあるなら同じ魔術でも今は召喚系が熱くて~とか使う魔術の系統があったりして
一概に強さがわからないのかしら。
最終的には相手を地に伏させればいいんだろうけど。

昔すぎて伝説になっているんで
今魔導王が生きていたら果たしてどのくらい強いんでしょうね。

レディ・麟霊もトマトクンに1巻で負けているし
今の魔術の方が実は昔より発達してたり??

私見では大部分は魔術士として劣化したけど
ほんの一部だけは当時以上に強い魔術士がいるイメージです。

今回の戦いでも魔術の圧倒的力を見せつけられました。

しかし、今は魔術だけじゃなく武術や剣術なども発達したように思えます。

魔術士だけの戦いになるのではなく、
人間全体で異世界生物と戦う時代が来たみたいです。

どんな戦いになるか、ワクワクしますね☆

あ、めっちゃ話がそれました。

うだうだ書いてますが


本題に入ると、
今巻はまるでドミノ倒しのような巻でした。

前巻のあとがきで積み上げてきたものを崩すとありましたが、
私には一つ一つ並べてきたピースを並べ終わって、いざ一コマ目をしたように感じました。
ドミノはゆっくりとしたテンポから怒涛の勢いに変わりコマを倒して行く。
第一の仕掛けが発動し、観客の驚く声が聞こえた気がします。

だってあの最後は卑怯ですもん。

どれだけ時が流れるのか、どきどき。
三日後なのか半年なのか一年後なのか
はたまた十年なのか。

ページの余白が見慣れないので余計に不安が募りました。

でも、です。
読み終えたらしばらく表紙を見てボーとするんですが、
今回サブタイトルがさよならはいわない、じゃないですか。

これはアレです、
おそらく
マリアがアジアンに
「またね」とさよならしなかったあたりに
起因すると思われるんですが

私には

まださよならじゃないから

終わりじゃないから

あきらめないで

っていうメッセージに思えました。

都合のいい平和脳万歳!

まーなんとかなるっしょ!!

あと
空飛ぶ街の全体図か俯瞰図が見て見たかったのは私だけでしょーか!?

びみょ~に見たいシーンが編集と噛み合わなくてジレンマ。
自分じゃどう頑張ってもそういうの無理だから本家に期待してしまいます。
BUNBUN先生背景も、もうちょい頑張ってくださいねっ!

激戦が予想される今度マリアは
これまで以上に気を強く持って臨まないといけません。

マリアならできる、
頑張って!


頑張らなきゃ
毎晩耳もとで「ぞるつか」つぶやきにいっちゃうぞ☆

16巻感想・完